四重極型質量分析計(しじゅうきょくがたしつりょうぶんせきけい)

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更新日：2023年06月14日

四重極型質量分析計

読み方：しじゅうきょくがたしつりょうぶんせきけい英語表記：Quadrupole Mass Analyzer

四重極型質量分析計と比較して、より高感度に定量出来る質量分析計です。２つの四重極が衝突室(コリジョンセル)を挟んで直列に連結したものです。トリプル四重極型質量分析計は、プリカーサイオンをコリジョンセルで壊しプロダクトイオンを選択してMRMデータを取得する事で、より高感度な結果が得られます。衝突室（コリジョンセル）内のイオンガイドとして四重極が用いられたことから、トリプル四重極と呼ばれています。現在「トリプル四重極」は装置構成を厳密に表現している用語ではないため、より広義な用語としてタンデム質量分析計という言い方もあります。

カテゴリ：分析・計測・試験機器