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よくあるご質問(FAQ)

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FPシリーズについてのご質問

オプションに「イベント出力」というものがありますが、どのような仕様で、どういうタイミングで出るのですか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

無電圧接点の出力でノーマルオープンのa接点です。
出力を出す(ON)出さない(OFF)の選択を、「待機」「運転中」「運転終了」「(プログラム運転の)ステップ移行」計4つのタイミングそれぞれ個別に設定していただくことが可能です。

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50x50mm程度の透明な板をエアパッキンで保護された物が同梱されておりました。何に使用する物ですか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412, FP103(RCFフリー), FP303(RCFフリー), FP313(RCFフリー), FP413(RCFフリー)

製品の輸送時に必要な梱包材の一つですので、設置時に処分していただいて結構です。
運搬中にドアががたついてしまう事を防ぐためにこの梱包材をドアの下に差し込んでいます。
樹脂製で熱に強い材質ではありませんので、炉内に入れて加熱しないようご注意下さい。

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炉内耐荷重は。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

平均面荷重で約5kgです。

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扉と炉体の間に隙間がありますが、正常ですか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

正常です。
高温での運転の際本体の炉体と扉の炉体の膨張率が違う為、双方を密着させると膨張率の低い扉が割れる恐れがある為、若干の隙間を設けています。

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電気炉とマッフル炉の違いは。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

電気炉は炉内左右にヒータが露出していますが、マッフル炉は炉内にヒータは露出しておらず、炉体がヒータを覆っています。
マッフル(muffle:覆う等coverと同意)という単語から、当社ではヒータが炉体に覆われて炉内に露出していない高温炉を弊社では【マッフル炉】と称しています。

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ヒータの寿命の目安はありますか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

使用温度や処理対象物から発生するガスによる影響があり無負荷運転でのデータは参考にならない可能性が高いので、弊社では連続運転/断続運転 いずれの場合もヒータ寿命のデータを測定しておりません。
なお、傾向と致しましては高温設定になるほどヒータ寿命は短くなる傾向にあります。

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オプションの試料トレイ(OFP22)はどのようなときに使用するものですか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412, FP103(RCFフリー), FP303(RCFフリー), FP313(RCFフリー), FP413(RCFフリー)

試料トレイ(OFP22)は、炉からるつぼ等を取り出した後に装置の炉の外で仮置きする為のもので、幅200mm・奥行150mmの寸法がるつぼ等を置けるスペースになっております。
装置に1枚付属している炉内の底板保護の為に敷く板は、炉床板という品名となります。
炉内寸法によって大きさが違います。
FP102/103用      :OFP68(商品コード214157)90×145mm
FP302/312/303/313用 :OFP70(商品コード214158)190×245mm
FP412/413用      :OFP72(商品コード214159)290×245mm
オプションの炉床板は5枚1組での販売単位となっております。

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取扱説明書に『700℃以下の比較的低い温度で常用される場合は、少なくとも一回は1050℃、10時間の運転を行い保護被膜の形成を図ってください。』との記述がありますが、10時間連続運転でないと問題がありますか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

10時間連続での運転の必要は、ありません。
保護被膜は繰り返し高温を加える事で徐々に堆積されてゆき、最終的にある程度厚みが形成されると表面から崩壊し剥がれてゆきますので、断続的に高温加熱しても問題が生じる可能性はありません。
5時間×2日等、何回かに分けて行って戴いても問題ありません。
700℃以下でも保護被膜は形成されますが、形成速度が遅く初めから処理対象物を加熱すると保護被膜が形成される前に腐食性ガスの発生でヒータの寿命を縮める可能性がある為、炉体の水分を飛ばす空焼きの意味も含め、処理対象物を入れない状態で1050℃で加温する事を推奨しています。

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オプションの炉床板 OFP68の厚さは。

【対象型式】

FP102

OFP68の厚さは6mmです。

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オプションのN2ガス導入装置(流量計付)OFP24/OFP26/OFP28の配管接続口形状は。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

OFP24OFP26OFP28 すべて外形φ6mmのガスチューブ用コネクタとなっております。
またコネクタを外せば1/4管用テーパーメネジになっていますので、お客様の配管に合わせてコネクタを付け替えていただくことも可能です。

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ヒータの含有物質は。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

鉄とクロムが主成分となり、その他アルミニウムを含有しています。

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炉体にヒビが入っていますがそのまま使用すると危険ですか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

高温度で使用または高温度での扉開閉を行なうと炉体にヒビが入ることがありますが、細かいヒビであれば使用上・性能上支障はありません。
ただし大きな亀裂が入っていて外壁にまで到達している場合は、装置外壁に高熱が吹き付ける可能性がありますので、ご使用を停止してご購入いただいた販売窓口担当者あるいは弊社WEBサイトお問い合わせフォームにて点検を依頼してください。
尚、熱衝撃で大きな亀裂が入る要因として熱処理中の扉開放による炉体の熱衝撃が挙げられます。
炉内温度が500℃以上での扉開放は出来る限り避けてください。

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排気装置ユニット OFP36及びOFP38は旧型式FP22・FP32・FP42にも使用できますか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412, FP103(RCFフリー), FP303(RCFフリー), FP313(RCFフリー), FP413(RCFフリー)

使用できます。
排気装置ユニットは100V仕様のOFP36(商品コード:214160)と単相200V仕様のOFP38(商品コード:214161)があります。
FP22は100V電源のみなのでOFP36、FP42は単相200V電源のみなのでOFP38を選定できますが、FP32は100V電源と単相200V電源の2種類があります。
FP32にご使用いただく場合は装置背面の電源コード取付部の電圧ステッカーを確認するか、ステッカーが劣化して剥がれるなど目視できない状態の場合は電源を九電している建物側のブレーカーなどを必ず確認し、電源電圧を特定してからいずれかを選定してください。

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専用架台はありますか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412, FP103(RCFフリー), FP303(RCFフリー), FP313(RCFフリー), FP413(RCFフリー)

ありません。
実験台など堅牢な机に置いてご使用ください。

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仕様を見ますと『構成 炉体』がセラミックファイバーとなっていますが、炉体にRCFを使用しているという事でしょうか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

はい、本型式は炉体にRCF(リフラクトリーセラミックファイバー)を使用しております。
現行のFO101/201/301/311/411/511/611/711/811、FP103/303/313/413からは炉体にはRCFフリーのアルミナファイバーを使用いたしております。

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リフラクトリーセラミックファイバー(RCF)を使用している箇所が判る資料はありますか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

あります。
本ページ下のお問い合わせボタンを押して、お問い合わせ内容にRCF使用箇所の資料希望とご記入の上送信戴ければ、pdfファイルにてメールでご送信いたします。

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窒素ガス導入装置を納入後後付け出来ますか。

【対象型式】

FP102, FP302, FP312, FP412

弊社工場にご返送戴いて対応した経験はあるようですが、炉体の穴明け加工が必要となり、一度加熱した炉体は多くが脆くなっている為破損する確率が非常に高いので、後付けはご推奨出来ません。
本体ご発注時に一緒にご指定ください。

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オプションの炉床板 OFP70/OFP72の厚さは。

【対象型式】

FP302, FP312, FP412

OFP70OFP72の厚さは8mmです。

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炉体などにリフラクトリーセラミックファイバー(RCF)は使用されていますか。

【対象型式】

FP103(RCFフリー), FP303(RCFフリー), FP313(RCFフリー), FP413(RCFフリー)

使用されておりません。
以前の型式にはRCFが使用されておりましたが、本型式より炉体他RCFを使用していた部材をすべてアルミナファイバに変更しておりますので、RCFフリーとなります。

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