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更新日:2019年02月18日

クリーンルーム

読み方:くりーんるーむ 英語表記:clean room

クリーンルームとは
クリーンルームは空気中の粒子数が少ない清浄空間です。粒子数は、一般環境の10分の1程度から百万分の1にまで抑えるものまであります。ルーム内粒子濃度を、空気清浄度といいます。クリーンルームは大きく分けると下記の4種類になります。

・半導体素子や液晶、電子部品の品質向上、歩留まり向上などに用いられる工業用クリーンルーム。
・空気中の粒子濃度以外に、微生物の数を主に考慮した主に医薬品工場、食品工場などに用いられるバイオクリーンルーム。
・ルーム内で取り扱う危険物質をルーム外に漏洩させないように配慮され、新型インフルエンザやSARS、エボラ出血熱などの研究に用いられるバイオハザードルーム。
・粒子数や微生物数以外に、温度湿度、室内圧力、騒音、照度、ルーム材質なども管理され、これらの複数の用途に対応した再生医療分野で使用されるCPC(またはCPF)とよばれるクリーンルーム。

クリーンルームの構造
外気から取り込んだ込んだ空気を循環ファンを使用しHEPAフィルタを通して浄化した室内に送り込み、浄化した空気を部屋一面に拡散させることによって清浄は空間を作りだします。
クリーンルーム内は外部から汚染の流入を防ぐために室内を陽圧に保つ事が必要です。