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よくあるご質問(FAQ)

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低温恒温器(IL603)についてのご質問

装置全体の耐荷重は?

【対象型式】

IL603

大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。

例:IL603型の場合
棚板耐荷重:15kg/枚
棚板付属数:3枚
15kg*3枚=45kg

棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。

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棚板を装着せずに槽内の底板に直接処理対象物等を載せることは出来ますか。

【対象型式】

IL603

出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。

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Er.19が出ました。

【対象型式】

IL603

電源を入れEr.19が出ている状態で、下記の操作を行って下さい。
下記操作後は一旦電源を切り、電源を入れ直してEr.19が再発しない事を確認して下さい。

1.過昇防止器の設定が設定温度+10℃以下になっていれば、設定温度+10℃以上に変更してください。
設定温度が室温よりも低い場合は電源投入直後にEr.19が出てしまいますので、室温より5℃以上高い温度に設定して下さい。
デフロスト運転を行う場合は、設定温度+15℃に設定して下さい。
それでもエラーが発生するようなら5℃ずつ設定値を上げて運用中にEr.19が発動しない設定値まで数値を上げて下さい。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
最初に「oH」が表示されますので、そのまま確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、△▽キーで過昇防止器の設定値を上記に従い変更し、確定キーを押して下さい。

※初期値は60℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。

2.キャリブレーションオフセット機能の温度設定が変更されていないかご確認下さい。変更されていれば、設定値を初期値0(ゼロ)に戻してください。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
△▽キーで表示が切り替わりますので、「cAL」が表示されたら確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、「0」以外の数字なら△▽キーで「0」にして確定キーを押して下さい。

※初期値は0℃に設定されております。
本機能は校正されたセンサ及び温度記録計にて実測値を測定し、差分がある場合に補正を行う為の機能です。
通常は0℃のままご使用下さい。

上記二点で改善しなければ修理対応となります。

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音が大きい。

【対象型式】

IL603

低い唸り音、ブーンというような質の音がする場合は、冷凍機の運転音です。
但し以前より音が大きくなっているようですと不具合の可能性があります。
その際には購入時の営業担当者にご連絡を戴き、点検修理をご依頼下さい。

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冷えません。

【対象型式】

IL603

1.槽内底面の観測窓を確認し、冷却部に霜が着いていたら取扱説明書を参照し手動デフロスト運転で霜取りをして下さい。
極度に付着している場合は一旦運転を停止し、半日から1日扉を開けて放置して霜を除去して下さい。
2.物を入れ過ぎていませんか。
棚板を上から見て物の占有率が70%以下になるまで減らして下さい。
3.冷凍機を止めていませんか。
取扱説明書を参照し、冷凍機の運転が停止していれば連続で動くようにして下さい。
4.冷凍機が冷却不足になっていませんか。
取扱説明書を参照し、冷凍機冷却部に埃が溜まっていましたら掃除機などで清掃して下さい。
周囲温度が35℃以上になる環境の場合は、室温を35℃以下になるようにして下さい。
周囲が囲まれた状況ですと室温が35℃以下でも装置自体の発熱で装置周りの気温が高くなる場合がありますので、風通しの良い状態にして下さい。

以上に当てはまらない場合は、購入戴いた弊社営業拠点あるいは販売店にご連絡戴き、修理をご依頼下さい。

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外部通信機能を使ってパソコンと通信する場合、最大何台と繋いで通信できるのでしょうか?

【対象型式】

IL603

最大31台です。

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Er.13  冷凍機異常が発生しました

【対象型式】

IL603

冷凍機が過負荷になっています。
1.凝縮器用の防塵フィルタ及び凝縮器のフィンを清掃してください。
・ 正面のフィルタ取付枠を取り外してください。(マグネット取り付け)
・ フィルタ枠よりフィルタを取り出し掃除機等でホコリを取り除いてください。
・ 凝縮器フィンの表面に付いたゴミを掃除機などで取り除いてください。
・ 凝縮器フィンはやわらかいので、清掃時に潰さないようご注意ください。
・ フィンの先端は鋭いので手を切らないようご注意ください。 2.周囲温度が35℃を超えていませんか。
室内空調をしていても装置の冷凍機からも発熱するので装置の周囲温度が35℃を超える事があります。
また直射日光が当たる等装置外壁が過熱状態になっている場合もありますので、それらを改善して周囲温度35℃を保って下さい。

以上の対策で復旧しない場合冷凍機の不具合が考えられますので、ご購入戴いた販売窓口担当者か本サイト上にある『製品に関するお問い合わせ』をクリックしお問い合わせフォームより修理をご依頼下さい。

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重ね金具を使用して重ねることは出来ますか。

【対象型式】

IL603

出来ません。
重量があり下部に配置する装置の強度が足りない事、2台重ねると2mを超える高さとなる為転倒の危険性が増す事や上部に配置する装置の使い勝手が悪くなる事などが主な理由となります。

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温度表示が不安定です。

【対象型式】

IL603

数値が微妙に上下動する、設定温度になかなか到達しない、表示の発光が薄いなどの症状がみられる場合、給電の電圧が不安定あるいは低い可能性があります。
電源電圧の許容は100V±10%です。
電源を供給しているコンセントの電圧を測定し90V前後かそれ以下の場合には昇圧の措置を行ってください。
また周囲温度の変化が激しい、試料が影響している場合にも数値が微妙に上下動する、設定温度になかなか到達しない現象が発生することがあります。
周囲温度は5~35℃の範囲とし、空調の風が直接当たる環境にある場合は風が直接当たらないようにしてください。
試料が発熱体の場合・熱負荷が大きい材質の場合は、入れる数を減らすなどして負荷を少なくする措置を行ってください。
また熱負荷が大きくない場合でも入れすぎで症状が出ることがあります。
棚板には表面積の30%以上は隙間が空くように試料を配置してください。

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エアジャケットによる自然対流方式にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

【対象型式】

IL603

弊社INシリーズのように強制送風循環方式では冷やす機構が送風循環の中にあるので、その機構が除湿をしてしまいます。
その結果培地の乾燥や冷やす機構の部品に霜が付き冷却能力が落ち温度が安定しなくなることがあるため、弊社では冷凍機サイクル運転を搭載したりインバータ制御で対応しておりますが、エアジャケットによる自然対流方式では槽内に冷やす機構が無く風も吹いていないため、培地の乾燥や霜付きにより温度が不安定になることが強制送風循環方式より大幅に減少します。

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電源を入れた直後なので槽内温度は室温とほぼ同じなはずなのですが、測定温度が異常に高く(低く)表示されています。

【対象型式】

IL603

キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。

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現在所有していますが、冷媒ガスの冷媒番号や充てん量(数量)は装置を見れば判りますか。

【対象型式】

IL603

判ります。
現行品は装置の外装にシールで貼付されておりますので、ご確認ください。

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