冷却対象の装置が定期的に冷却水を止める機構となっています。 循環液が止まっても運転(冷却水循環)を継続しても大丈夫ですか。
冷却対象の装置が循環を止める機構を有している場合、本装置に標準装備されているバイパスバルブを30°程度開けた状態でご使用下さい。
但しあくまでも一時的に循環流路が止まる状態に対応した機構となりますので、循環流路が閉塞した状態で連続的な運転を行いますとポンプ故障等の恐れがあります。
循環先の電源を止める時等長時間の循環流路閉塞がある場合には、運転を停止して下さい。
超純水を循環出来ますか。
超純水は循環水としてご利用いただけません。
本装置は配管材や冷却管等に金属を使用しており、腐食による水漏れやガス漏れ、漏電の危険性があります。
水道水を使用して下さい。
圧縮機電動機定格出力はどこに記載されていますか。
カタログや取扱説明書、WEBサイトの仕様欄にある『冷凍機定格性能』のワット(W)の数値が圧縮機電動機定格出力となります。
現行型式では装置の向かって右側面にも圧縮機電動機定格出力の他、冷媒型式や初期充填量がシール貼付されております。
Er06が出ました。
■循環液温異常
表示温度が38℃以上またはCFI701/911/1111 は1.5℃以下、CFI601/811/1011 は-14℃以下で異常停止します。
一旦電源を切り、液温が適正範囲内:5(-10℃)~30℃になるのを待ち再度運転を開始してください。
■外部循環先の負荷が装置の冷却能力より大きい
外部循環先の負荷を低減する措置を取ってください。
■室温が使用周囲温度範囲の許容を超えている
室温を5~40℃の間になるよう空調などを行ってください。
■電源電圧の低下
電源電圧の許容は定格電圧の±10%です。
AC100V仕様は90V以下、AC200V仕様は180V以下かその付近まで電圧が低下しているようなら、給電側にて許容範囲まで電圧を上げる措置をおこなってください。
温度変動が仕様の±0.1℃以内に入らない。
冷凍機がON/OFF運転していませんか。
取扱説明書に掲載されている冷却能力曲線・制御性のグラフをご確認いただき、循環先の熱負荷が精密制御範囲帯から外れ冷凍機ON-OFF帯にある場合は、温度変動幅は±1.0~1.5℃となります。
精密制御が必要な場合は循環先に冷却能力曲線・制御性のグラフの精密制御範囲帯に応じた熱負荷を与えてください。
Er13が表示されました。
冷凍機に過負荷がかかっている可能性があります。
一旦電源を切り、十分に装置が冷えてから運転を再開してください。
周囲温度が40℃を越えている場合は、空調などで周囲温度を40℃以下まで下げてから運転を再開してください。
フィルタ又は凝縮器に目詰まりがある場合は取扱説明書「吸気フィルタのお手入れ」にしたがい清掃を行ってください。
上記で復旧しない場合は、ご購入いただきました際の販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームにて、点検・修理をご依頼ください。
騒音値は。
設計上は50Hzで57dBA以下、60Hzで59dBA以下です。(目安です 保証値ではございません)
装置正面から1m、高さ1m離れた位置で測定し、設定温度5℃で表示温度が5℃に到達した直後に測定した値となります。