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製品情報

製品詳細

正面

コントロールパネル

方式:●減圧:缶体加熱輻射
槽内を真空にすることで酸化を嫌う試料の処理や、素早い脱気・脱泡、水分除去に最適です。内槽壁面を加熱し輻射熱を試料に加えます。

製品概要

コンパクトタイプのラボ向け真空乾燥器

角形真空乾燥器(ADP201)の特徴

缶体加熱

ヒータが槽の外側に配置されている外熱炉方式を採用しています。内槽壁面より輻射熱で槽内を温める構造です。ヒータが内部に配置されている内熱炉方式と比較して優れた温度分布やヒータの劣化が少ないなどの特徴があります。

新型コントローラで温度調節精度向上に

VS6型コントローラ搭載により前機種比較として(at240℃ JTMK05として)±1.5℃から±1℃に向上しました。

安全機能も充実

自己診断機能、過昇防止等安全機能を装備しています。また今回停電復帰後の選択可能(待機又は停電前状態)となりました。

普通コンセントで使用出来ます

ADP201/301は、ブレーカ容量AC100V 10A/15A となります。201は前期種に比べ15Aから10Aと変更になっております。

構造変更

棚板設置構造を前期種ADP200/300の積み上げ式 から棚受け式(内装一体構造)に変更 する事でスムーズに出し入れ出来る様になりました。

用途

高温になると酸化しやすい金属などの加熱処理/液体の脱気・脱泡 塗料や接着剤の脱泡乾燥/複雑な構造体や活性炭など吸着材の水分乾燥

冷却トラップをセットでご使用を推奨

冷却トラップを使用することで、真空乾燥器から排出される水や酸/有機などの溶媒蒸気を真空系内で効率良く捕集します。
またポンプの手前に接続し、ポンプ保護としても機能しますのでセットでのご使用を推奨します。

冷却トラップCAシリーズのラインアップはこちら

主な仕様

仕様


商品コード 212144
型式 ADP201
方式 減圧・壁面加熱
性能 温度制御範囲 40~240℃
性能 使用真空度範囲 101~0.1kPa(760~1 Torr)
性能 温度調節精度 ±1℃ (at240℃ JTM K05)
性能 温度変動 2.0℃ (at240℃ JIS)
性能 最高温度到達時間 約70分
構成 内装 ステンレス鋼板
構成 温度調節器 P.I.D.制御
構成 センサ K熱電対
構成 温度設定・表示方式 デジタル設定・表示(分解能:1℃)
構成 過昇防止器/設定方式 デジタル設定/ON/OFF制御
構成 タイマ 1分~99時間59分~999.5時間、デジタル表示(タイマウエイト機能付、ON/OFF可能)
構成 運転機能 定値運転/クイックオートストップ運転/オートストップ運転/オートスタート運転
構成 断熱材 ロックウール
構成 観測窓 強化ガラス12mm厚およびポリカーボネート樹脂保護板
構成 真空計 ブルドン管式目盛範囲0~0.1MPa
構成 安全装置 自己診断機能(ヒータ断線、センサ断線、SSR短絡、自動過昇防止機能)、過電流漏電ブレーカ、過昇防止器
規格 内容積 10L
規格 棚板耐荷重 約15kg/枚
規格 棚受段数 2段
規格 棚受けピッチ 63mm
規格 吸気口 外径18mm
付属品 棚板(アルミパンチングメタル) 2枚
内寸法(幅×奥行×高さ) 200×250×200mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 400×411×565mm
電源容量 AC100V 7A
ブレーカ容量および電源設備容量 10A
重さ 30kg
価格(税抜) 338,000円

メンテナンス・保証内容


弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。




FAQ

Q 棚板はADP200/300と同じですか。
A

違います。
ADP200/ADP300は槽内に棚受け金具が溶接されていなかったためコの字型の棚を重ねる形状でしたが、棚受けを槽内左右に溶接することでDP200/DP300の棚板と共用となりました。

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Q 運転に入るための操作手順はADP200/ADP300とは違いますか。
A

違います。
ADP200/ADP300のように『メニュー/確定』キーから一旦モード選択画面に入ってから運転設定モードを選択する手順ではなく、運転モード選択用の『定値』キーや『タイマ』キーを押すだけで直接定値運転やタイマ運転に入れます。

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Q 電源を入れた直後なので槽内温度は室温とほぼ同じなはずなのですが、測定温度が異常に高く(低く)表示されています。
A

キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。

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Q 真空乾燥器は本体の他に必要な機器や部材がありますか。
A

本体以外にもご用意いただくものがあります。
最低限真空ポンプ・真空配管が必要となります。
また乾燥時に処理対象物から水分が揮発する場合には真空ポンプの故障を抑制する為、真空配管途中で水分を凝固させて真空ポンプ内に侵入させない為に冷却トラップが必要となる場合もあります。
真空乾燥器の大きさなどにより適合する真空ポンプや配管が違いますので、真空乾燥器 ダイジェストカタログ をご参照戴き、真空ポンプ及び配管・その他設備をご選定ください。

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