製品情報
型式:TM4000Ⅱ/TM4000PlusⅡ
Tabletop Microscopes
ヤマト科学によるデモ対応可能! 測定されたいサンプルのご相談も承ります
卓上SEMは、次のステージへ。
シリーズ累計出荷台数4,600台を突破した卓上顕微鏡Miniscope®が最新技術を取り入れて更に進化しました。
観察・分析のフレキシビリティ
多彩なデータをオートで取得。切替も迅速!
迅速な元素マップ*2の取得が可能
(*1) TM4000PlusⅡの機能です
(*2) オプション
Camera Navi*を使えば、こんなに簡単
カメラナビ画像で迷わず視野探し、MAP機能で観察をサポート
(*) オプション:カメラナビゲーションシステム
>>動画でもご覧いただけます。
Report Creatorで手軽にレポート作成
画像とテンプレートを選択するだけでMicrosoft Word、Excel、PowerPoint 形式のレポートが完成
帯電現象を抑える「帯電軽減モード」
帯電しやすい試料は「帯電軽減モード」を用いることで、帯電を抑えて観察できます。
「帯電軽減モード」への切り替えは、ソフトウエア上からマウスクリックで行えます。
低真空で多彩な観察が可能
帯電しやすい粉末や含水試料などの試料も目的にあわせて観察できます。
前処理不要で絶縁物や水分・油分を含む試料の表面観察を実現
これまでの導電性試料の観察だけでなく、絶縁物や含水・含油試料まで前処理なしでそのまま観察できます。二次電子像⇔反射電子像の切替も素早く行えます。
高感度低真空二次電子検出器
高感度低真空二次電子検出器(UVD)を採用。電子線と残留ガス分子との衝突によって発生した光を検出することにより、二次電子情報を持った画像を観察することができます。また、本検出器をコントロールすることにより、電子線照射により発生した光を検出することでCL情報(UVD-CL:CL情報を含んだ画像)を取得することが可能です。
高感度低真空二次電子検出器の検出原理
TM4000Ⅱ/ TM4000Plus IIは加速電圧20kV対応になりました。
EDS分析(オプション)において、より高計数の分析が可能となりました。
加速電圧20kVによるEDSマッピングの高S/N化
SEM観察を広い領域で行いたいという要望にお応えしました。
モータードライブステージとの併用で、SEMで撮影が困難な低倍高精細広領域観察が行えます。
簡易的な透過電子像が観察可能です。
新開発のSTEMホルダーと高感度低真空二次電子検出器(UVD)を組み合わせて使用することで、簡便に透過電子像の取得が可能です。
薄膜試料や、生体サンプルの観察に有効です。
* UVDはTM4000Plus IIの機能です。
試料 : 研磨剤
加速電圧 : 20 kV
観察信号 : (a) STEM像, (b) 反射電子像
倍率 : 10,000倍
試料: ラットの腎臓
加速電圧 : 15 kV
観察信号 : STEM像
倍率 : 1,000倍
試料: ラットの肝臓
加速電圧 : 15 kV
観察信号 : STEM像
倍率 : 5,000倍
型式 | TM4000Ⅱ/TM4000PlusⅡ |
---|---|
倍率 | ×10~×100,000(写真倍率) ×25~×250,000(モニター倍率) |
加速電圧 | 5 kV、10 kV、15 kV、20 kV |
試料可動範囲 | X:40 mm Y:35 mm |
最大試料サイズ | 80mm(径) 50mm(厚) |
検出系 | 高感度4分割反射電子検出器、高感度低真空二次電子検出器(TM4000PlusⅡのみ) |
レポート機能 | レポートクリエイター |
特別付属品 | カメラナビゲーションシステム、エネルギー分散型X線分析装置(EDS)、3次元画像表示・計測機能 Hitachi map 3D |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 330×614×547mm |
備考(寸法) | モータードライブ付本体 |
電源容量 |
単相 AC 100~240V
50/60Hz 500VA
(電圧変動±10%) 接地:(電気設備技術基準)D種接地、3Pコンセント (TM4000シリーズ本体、PC・モニター別途) |
重さ | 54kg |
備考(重さ) | モータードライブ付本体 |