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製品情報

製品詳細

フラグシップモデル

3D計測上の計測ポイントにスライサーを合わせるだけで高さ、半径、角度粗さも表示

タッチペンで、直感的操作を実現。

低倍率時の計測で、より効果を発揮するテレセントリックレンズ

4KモニターPC対応

テレセントリックレンズにより歪を徹底的に抑えた低倍率広視野高精細撮影

製品概要

デモ対応可能!
レンズメーカーがつくる最高性能デジタルマイクロスコープシステム

デジタルマイクロスコープ(HRX-01)の特徴

より正確な観察、計測、記録のオペレーションを実現

オペレータをサポートする各種機能追加とレンズ・スタンドの電動制御化により、誰もが簡単に操作でき、さらに遠隔地からのリモート操作も可能になりました。今まで以上に鮮明な映像で、『観る・撮る・測る』を簡単な操作でご使用頂けます。

①レンズ
高解像力と深い被写界深度、長作動距離の確保の両立を実現した照明光学設計で、全体のシステムと最適に連携するため、アダプタ選択を含むレンズ詳細情報を伝達するプロセッサーを搭載しています。

②カメラ
HRシリーズレンズの性能を最大に引き出す専用設計で、映像と同時に、色・サチレーション・フォーカス情報などを50fpsの速さでリアルタイムに伝達するプロセッサーを搭載しています。

③スタンド
傾斜観察のスタンド操作時でも重さや微振動を低減するメカ設計に加え、XYZ軸を精密に動作させるドライバーとコントローラ、その位置情報をシステム全体へ伝えるプロセッサーを内蔵しました。

④メインユニット
レンズ、カメラ、スタンドから伝達された情報を一元管理する設計で、全ての信号を同期して画像とのタイムラグが無くコントロールできるプロセッサーを搭載しました。最適なスピードや精度でコントロールできる心地よい操作性と、最適な映像と映像情報の出力を実現します。

立体視でストレスフリー観察

ストレスフリーな観察を追求する中で、被写界深度が深いレンズ、立体視を可能にする様々な光学アダプタといった光学的アプローチと画像深度合成によるデジタルアプローチで立体視にこだわってきました。まるで手の上に対象物を載せて360°方向から見まわすかのような立体動画観察ができる「ロータリヘッド」。照明の照射角度を操り対象物のフラットな表面に陰影をつけて立体的に観察する「可変照明」「片射照明」。これらの光学的な立体視は対象物の形状の把握、キズや異物の発見に効果を発揮し、ユーザーにストレスの無い観察を提供します。

特長

1. 選べる機能
パソコンと接続してご使用頂くHRX-01は、お客様のご用途に合わせてシステムをカスタマイズ可能です。導入時は必要な機能だけでシステムを組み、初期投資を抑えて後々機能を追加してシステムを拡張することも可能です。

2. 電動制御によるリモート操作
HRX-01システムでは電動ズームレンズ、3軸電動スタンドに対応することで、レンズ、スタンドに触れることなくフル電動制御が可能で、誰でも簡単に操作できます。オンラインツールを利用すれば、離れた場所からのリモート操作も実現します。

3. 観る
画面に映し出された視野全てのピントを瞬時に合わせる「ライブフォーカス」、リアルタイムで常に最適な明るさで観察できる『ライブHDR』、映し出している映像に対して最適なカメラ設定にワンクリックで切り替える「最適化」、低倍率(広い視野)時に画像をMAPと取り込むことで、高倍率観察(狭い視野)時に自分がどこを観察しているかMAP上で簡単に分かるガイドマップ機能など、誰でも簡単に鮮明な観察が可能です。

4. 撮る
静止画、動画、タイマーなど様々な撮影機能に対応しています。記録した画像には撮影条件も含まれるので、同じサンプルを再観察する際、過去の画像と同じ撮影条件を読み出すことも可能です。また、倍率を上げ、解像度が高くなると視野が狭くなるという光学顕微鏡の常識を超え、高解像度広視野の画像を作成する画像連結機能にも対応します。

5. 測る
長さ、幅、面積、角度、半径などの2D計測、対象物表面の高低差、体積、粗さ (Ra、Rz、Rzjis) など 3D 計測が可能です。計測した画像や計測結果はExcel転送機能で、簡単にExcel でのレポート作成に移行できます。HRX-01ではソフトの拡張性も高く、微小な粒子やコンタミのカウント、面積計測が可能なコンタミ検査ソフトにも対応します。洗浄度測定に関する規格 (ISO160232、VDA19.1) に準拠したレポート作成も実現します。

冷却加熱ステージ

≫顕微鏡用大型試料冷却加熱ステージ
加工なしに取り付けられるステージをご用意しております。
液晶等の大型サンプルに電圧印加しながら温度コントロールし、冷却・過熱による変化の顕微鏡観察ができます。

主な仕様

仕様


型式 HRX-01
機能 拡大観察・記録・2D計測・3D計測・粗さ計測・画像連結
・ライブフォーカス ・Excel転送 ・コンタミ解析 ・異物検査ソフト
照明方式 暗視野照明・明視野照明・透過照明 対応
本体 映像出力画素数 500万画素
本体 フレームレート 50fps(Max)
レンズ 電動ズームレンズ
観察倍率 0~7000倍
テレセントリックレンズ 10倍~200倍
スタンド・XYZステージ 電動/手動
2D計測/深度、3D合成 内蔵
3D計測/画像連結 オプション
コンタミ検査 オプション
PC 表示モニタ解像度 4K解像度
光源 ランプ 高精度LED
光源 ランプ寿命 30,000時間(参考値)
電源容量 定格電圧AC100V~240V
消費電力200W
重さ 3.5kg
備考(重さ) (本体部2.5Kg、カメラ部1.0Kg)
外寸法(幅×奥行×高さ) 130×275×243.6mm
備考(寸法) ※縦置きスタンド含む



FAQ

Q デジタルマイクロスコープと実体顕微鏡の違いは?
A

実体顕微鏡は被写体をそのままの状態で2倍~80倍程度の低倍率で観察するための顕微鏡です。
デジタルマイクロスコープは、デジタルカメラを搭載し、観察対象物をモニターに映し出して観察します。
倍率も10倍~数千倍と低倍率から高倍率まで拡大することが出来ます。
デジタルマイクロスコープは長時間の観察や寸法測定に向いています。また、画像をメモリーやHDDなどに保存する事が出来、専用ソフトウエアーにて画像処理や画像解析をすることが可能です。
一方、実体顕微鏡は広視野・長作動距離であるため、精密部品の組み立てや検査、解剖などに用いられています。
 

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