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機器

デジタルマイクロスコープ

デジタルマイクロスコープ

製品概要

製品詳細ページ
≫フラグシップモデル(HRX-01)
≫スタンダードモデル(RX-100)

≫顕微鏡用大型試料冷却加熱ステージ(10083L)


ヤマト科学がお勧めするデジタルマイクロスコープ

ストレスフリーな観察をユーザーに提供するため、鮮明な映像とストレスの無い使い勝手を両立する最適なバランス設計されたデジタルマイクロスコープを提供しています。

デジタルマイクロスコープの特長

①被写界深度の深さ

一般的な光学機器に比べ、マイクロスコープは被写界深度が深いという利点が有ります。 被写界深度とは、レンズで立体物を写した時にピントの合う深さを言います。 被写界深度が深いと、凹凸のある対象物を観察してもピントの合う範囲が広いため観察しやすく瞬時に全体を観察することが出来ます。

②観察距離の長さ

マイクロスコープの利点として観察距離が長いと言う特徴があります。 観察距離とは、ワーキングディスタンスとも言い、レンズ部の先端から対象物までの距離の事を言います。観察距離が長ければ、その分対象物の奥まった個所を観察する事もでき、レンズを傾けて観察する場合でも対象物やステージにレンズがぶつかる事無く観察することが出来ます。

③ズームレンズにより簡単にピント調整

光学顕微鏡の多くはレンズ交換やレボルバ方式でレンズを切り替える方式を採用しています。 一方マイクロスコープは一般的にズームレンズを採用していますのでズームリングを回転させる事で倍率を変更でき、レンズ交換ごとに実施していた視野合わせが不要となります。

最新のマイクロスコープの機能事例

昨今のマイクロスコープは、真空での観察が必要な走査型電子顕微鏡(SEM)に代わって、数ミクロン単位の電子部品や半導体ICの内部の詳細解析にも多用されています。そのために実用上、数ミリから数ミクロンといった具合に、観察の途中において大きく倍率や解像度を上げていかなければなりません。この操作には、光学顕微鏡と同様に対物レンズを交換していく必要がありますが、近年のマイクロスコープにはこのレンズ変更のための自動回転やレンズ変更時の自動焦点合わせ機能を内蔵し、ほぼ全自動でこの工程を行ってくれるものがあります。

画像処理についても倍率の高い画像を、畳のように縦横に並べて大きな1枚の画像に合成してくれる機能や、画像の焦点調整機能を活用して、対象物を3次元(3D)的に立体的な画像に処理してくれるような高機能なタイプも登場しているのです。

これらの機能を組み合わせて、半導体ICの配線チェックや、電子部品の内部欠陥箇所の不良解析に活用されている事例もあります。

冷却加熱ステージ

≫顕微鏡用大型試料冷却加熱ステージ(10083L)
加工なしに取り付けられるステージをご用意しております。
液晶等の大型サンプルに電圧印加しながら温度コントロールし、冷却・過熱による変化の顕微鏡観察ができます。

主な仕様

仕様


型式 本体 映像出力画素数 レンズ コンタミ検査 PC 表示モニタ解像度
HRX-01 500万画素 電動ズームレンズ オプション 4K解像度
RX-100 300万画素 手動ズームレンズ なし Full+HD解像度