装置全体の耐荷重は?
大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。
例:DN411I型の場合
棚板耐荷重:30kg/枚
棚板付属数:2枚
30kg*2枚=60kg
棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。
棚板を装着せずに槽内の底板に直接処理対象物等を載せることは出来ますか。
出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
またヒータが底板の真下に配置されている為、設定温度よりも高い温度が掛かってしまう恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。
オプションに「イベント出力」というものがありますが、どのような仕様で、どういうタイミングで出るのですか。
無電圧接点の出力でノーマルオープンのa接点です。
出力を出す(ON)出さない(OFF)の選択を、「待機」「運転中」「運転終了」「(プログラム運転の)ステップ移行」計4つのタイミングそれぞれ個別に設定していただくことが可能です。
窒素ガス雰囲気の陽圧で使用したいのですが、可能ですか。
一般的な送風定温恒温器よりも気密性を高くしていますが、内装の強度や気密性は陽圧に耐えうる構造にはなっておりません。
基本的には本器は常圧で使う装置ということでお考え下さい。
消耗品はどのようなものがありますか。
定期的に交換が必要となる消耗部品はありません。
扉パッキンは劣化しましたら交換となりますが、高温設定や加熱対象物から発生するガスによって交換頻度が変わりますので、ひびや硬化・軟化などの状態変化が見受けられましたら交換時期となりますので、定期的な交換は必要ありません。