薬局方に準拠していますか。
準拠していません。
オイルバスの深さが標準付属している温度計の水銀球下端から浸線までの距離が50mmと短いものまでしか対応しておらず、薬局方に規定されている温度計の基準である58~62mm(市販品は殆ど60mm)を取り付けると容器底部に閊(つか)えてしまう為、取付けて測定する事が出来ません。
毛細管の仕様は。
内径:φ0.8~φ1.2mm
外径:φ1.2~φ1.8mm
長さ:約220mm
材質:パイレックス
両端封止となっておりますので、アンプルカッター等で中央から切ってご使用ください。
照明灯の交換方法は。
照明灯の配線と逆側(装置正面から見て左側)の先端部がねじ蓋になっています。
こちらを緩めますと照明灯の電球がばねで押されて出てきますので、新しい電球と交換してください。
仕様にシリコーンオイルが温度帯別に2種類記載されていますが、何故ですか。
本体に標準付属している信越シリコーン製シリコーンオイル KF-54は低融点の試料を測定する際、90℃以下の液温で泡が発生する事がある為、測定し辛くなります。
その場合は信越シリーン製のKF-96-100csを使用してください。
JIS K 0064:1992 化学製品の融点及び溶融範囲測定方法に準拠していますか。
準拠していません。
JIS K 0064を確認致しましたところ、温度計の規定が薬局方に準拠していました。
オイルバスの深さが標準付属している温度計の水銀球下端から浸線までの距離が50mmと短いものまでしか対応しておらず、薬局方に規定されている温度計の基準である58~62mm(市販品は殆ど60mm)を取り付けると容器底部に閊(つか)えてしまう為、取付けて測定する事が出来ません。
取扱説明書に注意事項として記載されているヒーターコイルとナットの接触が 起こった場合、どのような不具合につながるのでしょうか。
ヒータとナットが接触した瞬間に不具合が発生することはあまり考えられません。
接触した場合ヒータが全長の両端で端子止めされている長さよりも短い状態で通電されるため流れる電流値が増えます。
それにより熱量も増えヒータが過熱状態となる為、接触部からヒータが切れる可能性があると考えられます。
ページの上へ戻る万が一プロペラにヒータが接触してしまった場合、どのような状態になると考えられますか。
金属製の部品からボディを介してアースコードに電流が流れ、漏電状態になります。
MP-21の内部配線にも許容を超えた電流が流れるので、ヒータ制御用の部品(トライアック)が破損した事例がございます。
また状況によってはMP-21の電源を給電している建物側のブレーカーが落ちる事例も確認されております。
ヒータを動かしたり交換する際には、必ず電源スイッチだけでなく電源コード先端の電源プラグもコンセントから抜いてから作業してください。