ポンプ内に水が溜まった際、抜く方法はありますか。
水が抜ける構造にはなっていません。
水が溜まったままに致しますと錆による故障の恐れがありますので、使用後はすぐに吸気側の配管を外していただき、ガスバラストを開いて約1時間運転して下さい。
水蒸気の多いガスを吸引する場合は予防策として必ずガスバラストを開き、効率良く排出する為に使用前に約1時間暖機運転を行って下さい。
また使用後も残留した水蒸気を抜く為、ガスバラストを開いたままで約1時間運転を行って下さい。
詳細は取扱説明書に記載がございます。
潤滑油を抜くドレインはどこにありますか。
ドレインはありません。
潤滑油が入っているギア部分は密閉構造で、規定量より少なくなりましたら足して戴く形となります。
尚、潤滑油の減少はオーバーホール推奨時期より前に発生することは稀であり、オーバーホールの時期を過ぎているか何らかの不具合が生じている可能性があります。
潤滑油が減少する状態になってしまうと、潤滑油を足してもまたすぐに減ったりオイルミストが排出されるような状況になる可能性が高いため、早い段階でご購入いただいた販売窓口担当者にオーバーホールをご依頼ください。
サイレンサーを取り付けた際の全高と、設置時に必要な上部スペースは。
サイレンサーを取り付けた状態での全高は約400mmとなります。
設置時に必要な上部スペースは約200mm程度となりますので、設置場所の高さは600mm以上を確保してください。
異音がします。または振動が激しいです。
下記をご確認ください。
◆外装カバーに接触物がある場合は、取り除いてください。
◆外装カバーの取り付けビスが緩んでいないか確認し、緩んでいたら締め付けてください。
◆吸排気用フレキシブルホースが共振しているようでしたら、接続部のクランプなどをしっかり固定してみてください。
以上をご確認いただき復旧しない場合は故障の可能性があります。
ご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームに点検・修理をご依頼ください。
オーバーホールの推奨実施期間は。
用途により以下のオーバーホール実施期間を推奨いたしております。
オーバーホール推奨実施期間 | 用途例 |
1~2年ごと (ガスバラスト使用時) |
凝縮性ガス(水蒸気・溶剤の混入ガス)排気用途 溶剤排気については、種類・排気量により別途打ち合わせが必要 |
3年ごと | クリーンガス(N2ガス・乾燥した空気)排気用途 |
E07.□が表示され、ポンプが停止しました。
過電圧保護機能が働いています。
まずは給電している電源の電圧が上昇していないか、建屋側のコンセントやブレーカーの電圧をテスターで確認してください。
E38.□が表示され、停止しました。
排気口側の配管が詰まっているか配管を外して点検し、異物が詰まっていたら取り除いてください。
詰まっていなければ分解点検が必要ですので、ご購入いただいた販売窓口担当者か弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームにご連絡の上、ご依頼ください。
E35.□/E36.□が表示され、停止しました。
ポンプの温度が上昇しています。
周囲温度が使用環境温度の30℃を超えている場合は、30℃以下になるよう空調などで対処してください。
使用環境温度を超えていない場合は冷却ファンが停止している可能性がありますので、電装系の点検・修理が必要です。
ご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームへ、点検・修理をご依頼ください。
E09.□が表示され、ポンプが停止しました。
電源電圧異常が働いています。
まずは給電している電源の電圧がポンプの取扱説明書に掲載されている使用表から電圧と許容電圧変動をご確認いただき、規定値に対して給電側の電圧が不足していないか、建屋側のコンセントやブレーカーの電圧をテスターで確認してください。
E51.□が表示され、ポンプが停止しました。
回転数が低下しています。
まずは排気口側配管が詰まっていないかご確認ください。
排気口側配管が詰まっていなければポンプ内部に異物侵入の可能性がありますので、ポンプの分解点検が必要です。
ご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お問い合わせお申し込みフォームへ、点検・修理をご依頼ください。