よくあるご質問（FAQ）

測定に必要なサンプルの量はどの程度ですか？

10²～10⁵程度の菌数が含まれる液量として、 0.01～100mL程度が必要になります。

サンプルの条件はありますか？

検出用メンブレンフィルターでろ過を行った後に検出範囲の菌数（10²～10⁵）となる事が条件となります。但し、そのままではろ過が難しい検体でも、前処理を工夫することで、検出が可能となる場合がありますのでご相談ください。

菌種同定はできますか？　

菌種の同定は出来ません。 菌体を蛍光試薬で染めて光点として検出するため、染色対象全てを検出致します。菌種が混合している場合、自動検出で見分けることは出来ません。

日常点検など、装置のチェックを行う方法はありますか？

蛍光ビーズが付属していますので、定期的に検出数の確認を行う事が出来ます。

使用できる標準のフラスコはメーカー指定がありますか？

FALCON製T-12.5フラスコを推奨しております。ご希望の容器がある場合は、ご相談下さい。

運転開始からどの程度で微小重力になりますか？

約30分で10^-3Gに到達します。装置を一度止めてしまうと、再度運転開始から30分を要します。

高湿環境下で長時間運転しても問題なく稼働出来ますか？

極端に結露を発生させなければ問題ございません。

微小重力で運転しながら重力を測定できますか？

標準搭載しておりません。加速度ロガーを用いた測定手段をご提案させて頂いております。

導入されて、実際にどのような研究で使われていますか？

生体細胞、植物、ゼブラフィッシュ、微生物を用いた未分化維持、分化促進の研究に活用頂いております。詳しい情報をご希望の場合は、お問い合わせ下さい。

デモ機を借用する事は可能でしょうか？また、どの程度の期間お借りすることが出来ますか？

約1ヶ月間の無償貸出を行っております。

Zeromoを使用した論文はありますか？

iPS細胞由来ヒト骨格筋幹・前駆細胞を用いた微小重力研究論文がございます。 タイトル：Microgravity influences maintenance of the human muscle stem/progenitor cell pool. 関連URL：https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X17318740

植物や動物で実験例はありますか？

植物はナズナやコケ、動物はゼブラフィッシュやメダカ、ショウジョウバエの実績がございます。