文字サイズ

Q&A

【お客様の声:ロータリーエバポレーターREV202M(真空コントローラー付き)】東北大学 様

更新日:2024年01月22日

ロータリーエバポレーターREV202M(真空コントローラー付き)をご使用いただいております、東北大学 大学院薬学研究科 反応制御化学分野 大澤宏祐 助教にお話を伺いました。

反応制御化学分野の研究内容を教えてください。

創薬モダリティとして注目されている環状ペプチドなどの中分子化合物に焦点を当て、特異な生物活性を有する天然物の多段階合成を研究の主軸としています。独自に開発した合成法をもとに、類縁化合物を設計・合成し、構造-活性相関や作用機序を明らかにする研究を進めています。

ロータリーエバポレーターは主に研究のどのようなシーンで使用されますか?

反応の後処理やカラム精製後における溶媒留去に使用しています。
特に、大量合成の際には留去する溶媒量も増えるため、 効率的な濃縮は研究を迅速に進める上で重要です。

当社のロータリーエバポレーターを選定いただいた理由をお聞かせください。

溶媒留去の労力を減らすために、以前から真空コントローラー付きのエバポレーターに興味をもっていました。操作がシンプルであり、キャンペーン中で購入しやすい価格であったことも後押しして選定いたしました。

当社のロータリーエバポレーターをご使用いただいて良かった点をお聞かせください。

大量の溶媒を留去する際でも突沸のリスクが減り、特に濃縮中に他の操作に集中できるようになることで実験効率が上がりました。また、研究室に配属したての学生でも簡単に扱える操作性で重宝しています。

 

 

関連製品