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製品情報

製品詳細

ロータリーエバポレーター(真空コントローラー付)

REV202M

商品コード:255427

型式:REV202M

ロータリーエバポレーター REV202MBW

ロータリーエバポレーター REV202MAW

卓上チラーCF302Lと溶媒回収装置付きロータリーエバポレーターREV202MBWの設置例

低床チラー(CF820)と溶媒回収装置付きロータリーエバポレーターREV202MBW2セット接続の設置例

3つの運転モード

溶媒回収装置も取り付け可能

ロータリーエバポレーター(真空コントローラー付)(REV202M)

Rotary Evaporators

  • ロータリーエバポレーター(真空コントローラー付)(REV202M)

製品概要

真空コントローラVR102Sと一体化して使いやすくなったロータリーエバポレーター

ロータリーエバポレーター(真空コントローラー付)(REV202M)の特徴

真空コントローラと一体化したロータリーエバポレーター

真空コントローラ VR102Sロータリーエバポレーター RE202が一体化した省スペース設計です。
真空コントローラはエバポレーターのコントローラと連動していますので、スタート/ストップはワン操作のみとなります。
電磁弁も組み込んでいますので精密な真空を制御します。



真空コントローラは、用途に応じた3つの運転モード(定値運転、グラジェント運転、オートモード運転)があります。特にオートモードは未知のサンプルに対して有効で突沸を防ぐために自動計算して運転制御します。



≫ロータリーエバポレーター RE202 の詳細はこちら
≫真空コントローラ VR102S の詳細はこちら

動画紹介

未知のサンプルを自動で真空制御!

真空ポンプとWi-Fi接続による無線連動


真空ポンプのRUN/STOPや吸引速度調整は真空コントローラで無線で制御します。
真空ポンプは常にフルパワーで運転する必要はなく、蒸留初期だけフル運転した後、インバータで回転数を落としながら運転するため(N820G)、ポンプ動作音は静かになり、省エネ運転にも貢献します
* 指定の機種(N820G/PG201)およびオプション(各制御ユニット)使用時
* Wi-Fi IEEE802.11b/g/n 周波数2.4GHz

運転終了後の便利なオートリークとオートクリーニング

●オートリーク
運転停止操作により、設定時間経過までリーク電磁弁を開け、大気開放します。
●オートクリーニング
オートリーク終了後、設定時間経過までリーク電磁弁及び制御電磁弁を開けた状態で真空ポンプを運転します。
大気圧でポンプを動かすことで、配管や電磁弁内に凝縮した溶媒を除去し、同時に真空ポンプ自体もクリーニングする事を目的としています。
終了時はポンプを停止しリーク弁と電磁弁が閉じる便利な機能です。
(真空ポンプ停止は制御ユニット有りの場合です。)

溶媒回収装置も取り付け可能

スタンド(オプション)に2次トラップとして溶媒回収装置を取り付けることが出来ます。
環境対策や臭気対策に有効です。真空コントローラの操作部がロータリーエバポレーター側で一体化したので、レイアウトの自由度が更にアップしました。
≫詳細はこちら

REV202Mの充実したオプション

豊富なフラスコ類やPTFEの真空シールなどもご用意しています。
≫オプション関係はこちら(PDF)

REV202Mのセットコード

ガラスセット、ウォーターバスを入れたセットコードになります。

セット型式REV202MAREV202MAWREV202MAOREV202MBREV202MBWREV202MBO
構成品型式商品コード255457255458255459255467255468255469
本体REV202M255427
ガラスセットARG202A255353   
ガラスセットBRG202B255354   
ウォーターバスBM302255357    
オイルバスBO302255358    
セット価格(税抜)¥349,000¥411,000¥416,000¥363,000¥425,000¥430,000

主な仕様

仕様


商品コード 255427
型式 REV202M
タイプ RE202MA: ロータリーエバポレーター 横型A | RE202MB:ロータリーエバポレーター 縦型B
冷却管 REV202MA: 2重巻き蛇管(冷却表面積:約0.143m2、断熱材付) 真空シール(FKM、片面PTFE 仕上げ)| REV202MB: 縦型2重巻き蛇管(冷却表面積:約0.143m2、断熱材付)真空シール(FKM、片面PTFE 仕上げ)
ロータリージョイント REV202MA: TS29/38 内径φ 18 × L284mm | REV202MB:TS29/38, 内径φ 18 × L208mm
フラスコ類 蒸発フラスコ(TS29/38、1L)およびクリップ(POM)、受フラスコ(S35、1L)、およびボールジョイントクランプ(SUS)
モータ DC ブラシレス
接続ノズル径 外径φ 10mm(冷却水・真空)
回転数速度範囲 5 ~ 315rpm エンコーダ式デジタル設定・表示
ジャッキ 手動バランス式( 200mm 無段階調整、90°回転による固定・解除)
フラスコ蒸発能力 ~ 23mL/min(水の蒸発量)
安全機能 過負荷時モータ停止機能、過電流保護、過電圧保護
その他の機能 正転/ 逆転/ タイマによる自動反転切替、停電復帰(モード選択式)
適合蒸留フラスコ TS29 50 ~ 2000mL(JIS 規格)
適合受フラスコ 100 ~ 2000mL
付属品 本体 取扱説明書、保証書、AC アダプタ、電源コード(約2m)、バスガイド、背面カバー、マジックテープ(片面・両面)、冷却管ホルダ、六角レンチ
付属品 ガラスセット 保証書、フラスコクリップ、受フラスコクリップ、真空シール、フラスコプッシャー(TS29 用)、冷却管断熱材
外寸法(幅×奥行) 719×324mm
備考(寸法) REV202MA:高さ534(ジャッキ最高位置:734mm) | REV202MB:幅529×奥行324×高さ745mm(ジャッキ最高位置:945mm)
電源容量 100V 15A
~ 230V(AC100V 15A 用プラグ付)
電流値 1A
重さ 10.5kg
備考(重さ) ロータリーエバポレーター本体:約7kg +ガラスセット:約2kg + 取り付け金具付き真空コントローラ : 約1.5kg)
価格(税抜) 276,000円~

備考
真空コントローラ VR102S の詳細仕様についてはこちら


FAQ

Q ロータリージョイントが外れません。
A

ロータリージョイントロック部が何らかの原因で固着したか、摩耗・劣化している可能性があります。
プラスチックハンマーなどでロータリージョイントを割らないように静かに叩いて外してください。
外れない場合はご購入いただいた販売窓口担当者または弊社WEBサイト お客様サポート お問い合わせお申し込みフォームにご連絡の上、修理をご依頼ください。

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Q Er00(通信異常)が表示されました。
A

【Er00】は連動設定が「On」の状態で、接続先機器からレスポンスがない状態が一定時間続いた場合に表示されます。
下記の理由が考えられます。
◇真空ポンプ制御ユニットあるいは制御ユニット G の電源がOFFになっている。
 電源を確認しOFFになっていたらONにしてください。
◇本製品と無線接続先機器の距離が10m以上離れている。
 10m以内に近づけてください。
◇本製品と無線接続先機器間に壁や金属製の遮蔽物がある 。
 壁を挟まないように設置してください。
 金属製の遮蔽物は取り除いてください。
以上の原因を解消後、一旦POWER OFFし、 再度起動してください。
上記で復旧しない場合は故障の可能性があります。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q Er01(圧力センサ異常)が表示されました。
A

【Er01】は測定圧力が測定範囲外になった場合に表示されます。
下記の理由が考えられます。
◇圧力センサ部が加圧されている。
真空ポンプの配管がIN/OUT逆になっていないか確認して下さい。
逆になっていたら配管を入れ替えて、電源を入れ直してください。
上記で復帰しない場合は圧力センサの故障が考えられます。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q Er05(リーク異常)が表示されました。
A

【Er05】はクリーニング運転後に1分間大気開放を行い、その後の測定圧力が900hPa(mbar)、675mmHg(Torr)、90.0kPa以下だった場合に表示されます。
 下記の理由が考えられます。
◇真空配管の閉塞。
真空配管内に異物が吸い込まれたなどで配管内が閉塞している可能性があります。
真空配管を取り外して詰まりがないか確認してください。
詰まりがあれば取り除き一旦POWER OFFし、 再度起動してください。

 上記で復帰しない場合はリーク電磁弁の故障が考えられます。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q ステータスバーがオレンジ色になり、『CAUTION 要クリーニング』というオレンジ色の表示がディスプレイ上に出ています。
A

クリーニングを行わずに積算運転時間が10時間を超えた状態で運転を開始すると表示される警告表示です。
手動クリーニングを行う事で解除されます。
ディスプレイ右上にあるLeakキー(バルブのような絵のキー、取扱説明書の操作パネル番号④)を3秒以上長押しすると手動クリーニングが開始されます。
尚オートクリーニング運転はオートリーク運転と連動して行われる為、初期設定ではオートリーク運転はOFFになっておりますのでオートクリーニング運転は行わない設定となっております。
オートクリーニング運転を運転終了後に行う為にはオートリーク機能の動作時間を設定しておく必要があります。

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