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製品情報

製品詳細

VR102S

表示部

ロータリーエバポレータRE202(左)と溶媒回収装置が付いた真空コントローラ(右)

無線制御

色の表示

選べる運転モード

溶媒回収

製品概要

無線連動で新しい実験空間に

真空コントローラー(VR102S)の特徴

無線連動で真空ポンプを制御

真空ポンプとの無線で制御が可能となりました。
接続配線がありませんのでスッキリした実験環境になります。

真空コントローラよりロータリーエバポレータRE202を制御

真空コントローラVR102SよりエバポレータRE202のスタート/ストップが可能です。(接続は有線)
※現在ご使用中のエバポレーターへ接続する組み合わせについては弊社営業にご相談ください。
RE202の詳細はこちら

運転終了時の機能も充実

オートリークはエバポレータ使用後に自動でリーク弁を開き大気開放します。
オートクリーニングは任意の時間リーク弁を開きながら、ポンプを運転させてポンプや配管内に結露した溶媒を排出させ経路をきれいな状態を保ちます。
リークやクリーニング操作は手動でも可能です。

ステータスバーの色で状態が一目で分かるように

運転モードの種類(定値、グラジェント、オート)によって色を分けています。
警告、エラーも色が変化しますので状態確認が出来ます。
また、一定時間操作しないとシンプル画面へ移行するので離れた場所からも見やすくなっています。(シンプル画面移行は選択可)

選べる3つの運転モード

定値運転、グラジェント(勾配)運転、AUTO運転の3つがあります。
グラジェント運転は、設定圧力に向けて徐々に圧力を下げ突沸を抑制します。
AUTO運転については、未知のサンプルに対して突沸を抑制するため最適な設定値を全自動で計算し減圧を行います。

動画紹介

未知のサンプルを自動で真空制御!

溶媒回収装置と併せていろいろな実験を

排気トラップセットORT12を真空コントローラのスタンドに取り付けることで溶媒回収装置としてご使用できます。
ロータリーエバポレータの2次溶媒回収や合成反応の溶媒回収等にご使用出来ます。

主な仕様

仕様


商品コード 255388
型式 VR102S
真空度設定範囲 0~1013 hPa
真空度測定範囲 0~1100 hPa
コントローラ 表示器 カラー液晶(2.3インチ)
コントローラ 表示 測定真空度、設定真空度、運転時間、各種状態表示
コントローラ 機能 運転モード Manual(定値運転)、Gradient(勾配降下・定値運転)、 Auto(勾配降下・目標値自動設定運転)
コントローラ 機能 ホールド機能 減圧途中において現在真空度で保持(制御)
コントローラ 機能 リーク 大気開放用
コントローラ 機能 圧力単位切替 mmHg / Torr / hPa / kPa / mbar
コントローラ 機能 運転終了時 オートリーク機能、オートクリーニング機能
コントローラ 機能 無線仕様 IEEE 802.11b/g/n 周波数2.4 GHz
コントローラ 機能 その他機能 停電復帰モード選択、言語切替(日/英/中)、 シンプル画面、ブザー音選択
構成 圧力センサ SUSダイヤフラム式
構成 リーク電磁弁 大気導入用
構成 リーク口 外径φ10mmニップル PP
構成 真空接続口 硬質チューブ(外径φ4mm)接続(付属)
構成 真空制御電磁弁接続口 Mini DIN(3pin)
構成 RE202接続口 Mini DIN(8pin)
構成 電源接続口 DCジャック
安全機能 通信異常、圧力センサ異常、メモリ異常、リーク異常、高圧異常、異常停止時リーク機能
付属品 真空ライン分岐継手
(真空ライン側:外径φ10ニップル、真空コントローラ接続側:外径Φ4mm×Φ2mm×700 mm PTFE硬質チューブ付き) 、
取扱説明書、保証書
外寸法(幅×奥行×高さ) 86×113×83mm
備考(寸法) 突起部含まず
電源容量 DC24V
AC100~240V 1A以下
※RE202シリーズと接続の場合はオプション接続ケーブルより電源が供給されます。
それ以外でご使用の場合は、オプションのACアダプタ電源/電源コードをご使用ください。
重さ 0.5kg
価格(税抜) 120,000円



FAQ

Q オートリーク機能とはどのような機能ですか。
A

あらかじめリーク時間を設定し、運転を停止した後自動でリークを開始・大気を導入し、設定した時間リークをし続ける機能です。
1~10分の範囲で設定でき、たとえば10分で設定すると運転停止後リークを開始し、10分リークし続けます。
大気圧に戻る時間は短いので、あらかじめリークにどのくらい時間がかかるかを計測した上でリーク時間を設定してください。

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Q Er00(通信異常)が表示されました。
A

【Er00】は連動設定が「On」の状態で、接続先機器からレスポンスがない状態が一定時間続いた場合に表示されます。
下記の理由が考えられます。
◇真空ポンプ制御ユニットあるいは制御ユニット G の電源がOFFになっている。
 電源を確認しOFFになっていたらONにしてください。
◇本製品と無線接続先機器の距離が10m以上離れている。
 10m以内に近づけてください。
◇本製品と無線接続先機器間に壁や金属製の遮蔽物がある 。
 壁を挟まないように設置してください。
 金属製の遮蔽物は取り除いてください。
以上の原因を解消後、一旦POWER OFFし、 再度起動してください。
上記で復旧しない場合は故障の可能性があります。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q Er01(圧力センサ異常)が表示されました。
A

【Er01】は測定圧力が測定範囲外になった場合に表示されます。
下記の理由が考えられます。
◇圧力センサ部が加圧されている。
真空ポンプの配管がIN/OUT逆になっていないか確認して下さい。
逆になっていたら配管を入れ替えて、電源を入れ直してください。
上記で復帰しない場合は圧力センサの故障が考えられます。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q Er05(リーク異常)が表示されました。
A

【Er05】はクリーニング運転後に1分間大気開放を行い、その後の測定圧力が900hPa(mbar)、675mmHg(Torr)、90.0kPa以下だった場合に表示されます。
 下記の理由が考えられます。
◇真空配管の閉塞。
真空配管内に異物が吸い込まれたなどで配管内が閉塞している可能性があります。
真空配管を取り外して詰まりがないか確認してください。
詰まりがあれば取り除き一旦POWER OFFし、 再度起動してください。

 上記で復帰しない場合はリーク電磁弁の故障が考えられます。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q Er15(メモリ異常)が表示されました。
A

【Er15】は起動時にEEPROMのサムチェックで異常を検知した場合に表示されます。
 一旦POWER OFFし、 再度起動してください。

上記で復帰しない場合はEEPROMの故障が考えられます。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q Er25(高圧異常)が表示されました。
A

【Er25】は測定圧力が1120 hPa(mbar)または840 mmHg(Torr)・112.0 kPa以上になった場合に表示されます。
 ◇圧力センサ部が加圧されている。
真空ポンプの吸気口ではなく誤って排気口に真空配管を接続していないか、ご確認ください。
◇真空配管の閉塞。
真空配管内に異物が吸い込まれたなどで配管内が閉塞している可能性があります。
真空配管を取り外して詰まりがないか確認してください。
詰まりがあれば取り除き一旦POWER OFFし、 再度起動してください。

上記で復帰しない場合はリーク電磁弁の故障が考えられます。
ご購入いただいた販売窓口担当者にご連絡いただくか、お問い合わせのお申し込みフォームよりご連絡をいただき、点検・修理をご依頼ください。

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Q ステータスバーがオレンジ色になり、『CAUTION 要クリーニング』というオレンジ色の表示がディスプレイ上に出ています。
A

クリーニングを行わずに積算運転時間が10時間を超えた状態で運転を開始すると表示される警告表示です。
手動クリーニングを行う事で解除されます。
ディスプレイ右上にあるLeakキー(バルブのような絵のキー、取扱説明書の操作パネル番号④)を3秒以上長押しすると手動クリーニングが開始されます。
尚オートクリーニング運転はオートリーク運転と連動して行われる為、初期設定ではオートリーク運転はOFFになっておりますのでオートクリーニング運転は行わない設定となっております。
オートクリーニング運転を運転終了後に行う為にはオートリーク機能の動作時間を設定しておく必要があります。

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