Q&A
【お客様の声:吸光度計PiCOEXPLORER】東京農業大学 様
更新日:2022年02月02日
東京農業大学 応用生物科学部 食品安全健康学科 食品安全解析学研究室様の実習授業に、26台の 吸光度計ピコエクスプローラー をご使用いただいております。
同研究室 准教授 飯嶋益巳先生にお話を伺いました。
≫ピコエクスプローラーをどの様にお使いですか?
学部3年生必修の「食品安全健康学実験」で1人1台ずつピコエクスプローラーを用い、リン脂質(コリン)の定量を行っています。操作は学生達のスマホで行い、操作アプリは事前にインストールして実習に臨んでいます。
班で1つではなく、「自分の測定結果」を得る
ピコエクスプローラー導入前は、6~8名の班ごとに分光光度計を操作し測定していましたが、1人1台のピコエクスプローラーを用いることで全員に操作機会を与えられ、「自分の測定結果」を得られるようになりました。自分の希釈・分注の作業精度が検量線の直線性や定量の結果に表れますし、学生自身も責任感を持って実習に取り組んでいるようです。
順番待ちがなくなり、実験室内の混雑も緩和
当学科は分光光度計も複数台所有していますが、それでもやはり複数班での共用になるので「測定の順番を待つ時間」が発生してしまいます。また、分光光度計を学生達が囲むかたちになりますので、実験室内の移動や混雑も課題と感じていました。ピコエクスプローラーは席を立たずに自席で操作できるので、その点もメリットに感じています。
より効率的かつ円滑な実習を行うために
今後もピコエクスプローラーを用いた実習授業を継続していく予定ですが、より効率的かつ円滑な実習とするために、ピコエクスプローラーと操作スマホとの事前のペアリングや操作方法の予習も検討していきます。ヤマト科学には、準備段階からのサポートや実習に役立つツールの提供を期待しています。
食品安全解析学研究室の皆様
※東京農業大学の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のガイドラインのもと、教育研究活動を行っています。
ヤマト科学では、学生実習でご活用いただける操作説明動画のご提供やサポートを承っております。お気軽にご相談ください。
【東京農業大学 応用生物科学部 食品安全健康学科 食品安全解析学研究室のご紹介】
食の安全・安心を担保するには、まずアレルゲン・渋味物質・毒性物質など、ヒトに危害を与える食品中の様々な因子を検出・定量し、次にこれらの因子の生体への作用機構を分子あるいは細胞レベルで解明する必要があります。そのために、食品成分の網羅的解析(メタボローム解析)と統計処理(多変量解析)によって、食材・食品の状態を科学的に評価するための危険因子や評価因子を探索しています。また、それらの因子を簡単に、感度良く可視化して検出するフードバイオセンシング技術の開発を目指しています。
≫ 東京農業大学 食品安全解析学研究室(外部サイト)
食の安全・安心を担保するには、まずアレルゲン・渋味物質・毒性物質など、ヒトに危害を与える食品中の様々な因子を検出・定量し、次にこれらの因子の生体への作用機構を分子あるいは細胞レベルで解明する必要があります。そのために、食品成分の網羅的解析(メタボローム解析)と統計処理(多変量解析)によって、食材・食品の状態を科学的に評価するための危険因子や評価因子を探索しています。また、それらの因子を簡単に、感度良く可視化して検出するフードバイオセンシング技術の開発を目指しています。
≫ 東京農業大学 食品安全解析学研究室(外部サイト)