Q&A
【お客様の声:ロータリーエバポレーター用真空コントローラーVR102S】東京大学 様
更新日:2024年08月27日
ロータリーエバポレーター用真空コントローラーVR102Sをご使用いただいております、東京大学 総合文化研究科 荻原直希 助教にお話を伺いました。
研究内容を教えてください。
当研究室では,ナノサイズの金属酸化物クラスターであるポリオキソメタレートをイオン結合により集積化することで、構造中にナノレベルの小さな孔を有する多孔性イオン結晶を合成しています。
多孔性イオン結晶が有するナノ空間を活かすことで、分子やイオンの吸着・輸送・変換に関する研究を進めています。
ロータリーエバポレーターは主に研究のどのようなシーンでご使用されますか?
合成した無機金属酸化物クラスターのエーテル溶媒を除去し結晶化するために使用しています。その他にも学生実験用として様々な実習にも使っています。
他社のエバポレーターを使っている中でヤマト科学に決めた理由をお聞かせください。
販売代理店(十條合成化学研究所・川浦様)から紹介いただき、現在使用中の他社製エバポレーターに対して、安価に後付け可能なところに魅力を感じたからです。
また、コンパクトですっきりと設置できるところにも魅力を感じました。
学生時代からヤマト科学製品を使っていて信頼できるメーカーだと思っていたので、違うメーカーのものを組み合わせることに対する不安や心配は特にありませんでした。
実際に使用してよかった場面・経験はございますか。
今まで突沸が多発し、トラップ球に溶液が混ざってしまうことがありました。しかし、真空コントローラーは突沸を抑制してくれるのでそのようなことが無くなりました。 そして、未知のサンプルでも圧力が数値としてわかるので、学生への教育効果と再現性の向上につながりました。また、直感的に操作できるところにも魅力を感じています。

【東京大学 総合文化研究科 内田研究室】
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