製品情報
商品コード:241056
型式:SN510
Standard Lab Autoclaves
液体の滅菌、培地溶解、蛋白改質などの高機能を装備
最高温度135℃、蛋白改質にも使用できます。
通常の滅菌、および培地・液体の滅菌や培地の溶解も簡単な設定で、操作できます。
各滅菌プロセスコース設定のほかに任意の工程をセットでき、繰り返し運転できます。
冷却時間を短縮する冷却ファンを標準装備し、スロー減圧システムを採用しています。
蓋の手前側に操作パネルと運転表示機を配置により、見やすく使いやすくなりました。
海外でもご使用いただける、AC100〜120V、AC200〜240Vの電源に対応しています。
商品コード | 241056 |
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型式 | SN510 |
方式 | ラボ用自動高圧蒸気滅菌 |
性能 使用温度範囲 | 45~135℃ 45~80℃(予熱温度)/45~60℃(保温工程)/65~100℃(溶解工程)/105~135℃(滅菌工程) |
性能 最高使用圧力 | 0.255MPa |
性能 使用周囲温度 | 5~35℃ |
蓋部機構 | 手動上下開閉式安全ロック機構付き |
缶体部機構 ヒータ | 100V 950W 2本 |
缶体部機構 排気弁 | 全開放用およびスローリーク用 各1個 |
缶体部機構 オプション用ポート | 試料センサ用(1/4)、記録計センサ用(1/4)、圧力計接続用(電磁弁配管より分岐) |
缶体部機構 冷却ファン | 軸流ファンモータ |
コントローラ 温度制御 | P.I.D.制御 |
コントローラ タイマ・タイマ分解能 | タイマ:0または1分~99時間59分 分解能:1分 |
コントローラ 運転機能 | 器具滅菌コース、液体滅菌コース、滅菌保温コース、溶解保温コース、マニュアルコース |
コントローラ その他の機能 | キーロック機能、予約機能、メモリ機能、予熱機能、強制冷却機能、試料温度センサ(オプション)、パターンロック機能、エラー発生履歴機能(過去20件)、 積算時間表示、時刻表示、操作音オン・オフ設定機能 |
安全装置 | センサ異常、SSR短絡、ヒータ断線、空焚防止(液体膨張式)、ドレンボトル未設置警告、蓋ロック異常、メモリ異常、圧力安全弁(0.255MPa) |
圧力容器規格 | 小型圧力容器(設置届不要) |
付属品 | ラック OSM-70(径262×深さ204mm)3個、蒸気受けカップ 1個・ドレインボトル 1個・スノコ 1個・ケミカルインジケータ1セット(30枚)・フィルター1個 |
缶体有効内容積 | 47L |
内寸法(径×高さ) | φ300×665mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 460×590×1068mm |
電源容量 |
単相 AC200~240V
ブレーカ容量および電源設備容量 10~12A 電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約3mです。 |
重さ | 85kg |
価格(税抜) | 704,000円 |
弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。
器具滅菌コースでは飽和水蒸気温度、それ以外のコースでは飽和水蒸気温度より低い温度(設計上の設定でマイナス何℃かは非公開ですが、一定です。)で解除されます。
飽和水蒸気温度は運転時の温度上昇のタイミングで一定温度を通過した後に予め設定されている温度の上下動の振れ幅以内に設計上決まった時間内に収まっていた温度が飽和水蒸気温度となり運転の閾値としてメモリーに記憶され、蓋の安全ロック機構解除の際に反映されます。
従いまして周囲の気圧等により飽和水蒸気温度が変化しますが、大凡の目安としましては95℃以上100℃以下とお考え下さい。
該当します。
従いまして、小型ボイラー及び小型圧力容器構造規格に則り1年に1回の定期自主検査することが義務付けられています。
停電保証機能が働いた状態です。
何らかの理由から装置への電源供給が停止し、その後電源供給が復帰した際に表示されます。
この表示はいずれかのキーを押すと通常表示に戻ります。
予熱中・保温中以外は運転を中断し停電前の動作によっては排気工程を介した上で、待機状態となります。
待機状態に戻った場合は、停電の有無や時間等をご確認の上再度滅菌処理を実行して下さい。
尚復旧しない場合はブレーカーの不具合など修理が必要な場合もございますので、ご購入いただきました販売窓口担当者あるいは弊社WEBサイトお問い合わせフォームにご連絡いただき、修理をご依頼ください。
器具滅菌運転はより早く滅菌対象物を取り出すための運転工程を、液体滅菌運転は突沸を防ぐための運転工程をソフト上で設定しています。
メインリーク用電磁弁開放と冷却ファンが回るタイミングを変えています。
いずれも液体滅菌運転は器具滅菌運転よりもタイミングを遅く設定しており、急激な圧力変化で液体が突沸するのを防いでいます。
内圧が高い(水温が高い)状態ですと、蓋は開きません。
時間を要しますが温度が常温付近まで下がるまで待ってからブレーカーで電源を切ってから再投入してロックを外すと蓋は開きます。
その後規定水位まで水が入っているか確認し入っていなければ水を入れて試運転を行ってください。
再発するようであればご購入いただいた際の販売担当者あるいは当WEBサイトお問い合わせフォームにご連絡いただき、点検をご依頼ください。
本装置は電源を入れることで安全ロックが解除され、蓋が開けられるようになります。
電源コードを結線し、ブレーカーを「入」にして電源を入れてください。
詳細は取扱説明書の「2.ご使用前に 運転前の準備」をご参照ください。
取扱説明書は蓋の上にテープで固定されています。
SNシリーズ・SQシリーズとSTシリーズではドレインボトルの形状が違います。
破損した場合は下記商品コードでご用命ください。
SN/SQシリーズ:LT00014596
STシリーズ :7260000006
旧型式SP200/200F/300/300F/500/500F/510/510F・SM200/300/500/510・ST200/300/500/510は、ST201/301/501/511用と共通です。
価格・納期はご購入いただきました販売窓口担当者あるいは弊社WEBサイトお問い合わせフォームにご連絡いただき、見積もり提示をご依頼ください。
自動的に排水は致しません。
使用を終えましたら装置下部にある排水バルブのコックを開けて排水してください。
使用直後は缶内の水が高温になっておりますので、必ずぬるま湯程度の水温まで落ちたことを確認してから排水を行ってください。
■OSN16:試料用センサ
本オプションを追加すると缶内空間温度を測定しているセンサと試料用センサの切り替えが行えるようになります。
試料(滅菌対象物)に針金状のセンサを直接巻きつけて、試料の温度で運転を制御する為に使用します。
試料用センサを選択すると試料の温度がコントローラで設定した温度に到達してから滅菌のタイマーをスタートするので、熱伝導が悪い試料は滅菌のタイムラグをなくすことができます。
■OSR70:缶内温度測定センサ
本オプションはオートクレーブ本体の温度制御とは別に、温度記録計などで温度を記録するときに使用するセンサです。
センサは3本あり、機外の端子を温度記録計などに接続する事により試料温度や缶内温度分布などのモニタリングに使用することができます。
メーカー :日油技研工業株式会社
型式 :SS-121-20
条件 :121℃-20分
寸法 :17×110mm
本体ご購入時にサービス品として同梱しておりますものですので、同じものでなくてもかまいません。
市販品でお客様の滅菌条件に合ったものを直接ご入手の上、ご使用ください。
OSQ30/40/50 重ね金具付きラックは、ワイヤーで構成されたラックの内側の円形の枠に、フックのついた金網カゴを2個(OSQ50は3個)ひっかけてぶら下げ、縦に並べて装着する形状になっています。
SP21/31/51、SP22/32/52/52-2、SM21/31/51/51-2、SM22/32/52/52-2のドレインボトルは現行品と形状が違い互換がありません。
上記型式用のドレインボトルは販売終了となっております。
尚、SP200/300/500/510等、型式の数字部分が3桁の型式に関しましては、別に互換のFAQを投稿しておりますので、そちらをご参照ください。