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製品情報

製品詳細

スプレードライヤー パルビスミニスプレー

GB210-A

商品コード:212777

型式:GB210-A

【噴射ノズル】ノズルの先端部分は液体用ノズルと気体用ノズルで構成されています。

【コントロールパネル】入口温度、出口温度、乾燥空気量はデジタル表示されます。またタッチパネル採用による運転設定・運転状態表示やエラー表示、日本語はもちろん、英語、中国語表示のワールドワイドで各種運転条件設定が容易にできます。

スプレードライヤー パルビスミニスプレー(GB210-A)

Spray Dryer

自動昇降機能による乾燥ガラス部の取り外しと取り付けについて①

製品概要

0.5g程度の微量試料や1μmの微小パウダにも対応(オプションのミニサイクロン使用時)

スプレードライヤー パルビスミニスプレー(GB210-A)の特徴

製品特徴

スプレードライ(噴霧乾燥)方式により、研究レベルで手軽に粉末製造を可能にした小型スプレードライヤです。パイロットプラントの予備実験から一般研究室における乾燥作業まで幅広くご利用いただけます。しかもAC200V、AC220V、AC240Vの電源に対応したマルチ電源仕様です。

製品特徴

微粒子状試料に瞬間的に熱をかけるので、熱に不安定な試料でも酸化させる事なく安心して均質な微粉末を得ることができます。

製品特徴

調製した微粉末は、酸化されることなく、しかも低い含水量でコンタミネーションがありません。

製品特徴

溶液、懸濁液の試料から直接、微粉末状に乾燥させるため、従来の乾燥法にともなう濾過、分離、粉砕などの前処理や後処理操作の必要がなく、また一連の操作により生じるコンタミネーションの問題とも関係なく安心して使用できます。

製品特徴

別売の溶媒回収装置GAS410型の接続により有機溶媒含有試料の処理が可能です。

製品特徴

別売のミニベッドアタッチメントGF200とミニスプレーアタッチメントGF300を交換することにより、流動層乾燥造粒機GB210-Bとして使用できます。

製品特徴

乾燥空気流量計(電圧式)やアタッチメントの取り付け・取り外しに便利な電動リフトを標準装備しています。

製品特徴

懸濁試料撹拌用マグミキサが接続可能なサービスコンセント(最大2A)と試料を載せる試料台を標準装備。

製品特徴

独自のペリスタポンプ、ノズル部冷却機構、パルスジェット機構、ノズルノッカなどを採用し、安定した噴霧乾燥を実現しています。

製品特徴

マルチ電源、タッチパネルの日本語・英語・中国語から表示言語を選べるグローバルな製品構成です。

主な仕様

仕様


商品コード 212777
型式 GB210-A
温度調節器設定範囲 40〜220℃( 入口温度)、 0〜60℃( 出口温度)
温度調節精度 入口温度 ± 1℃
乾燥空気量調節範囲 0〜0.7m3/min
噴霧空気圧調節範囲 0〜0.3MPa
送液ポンプ流量範囲 0〜26 ml/min
噴霧空気ライン洗浄機能 ノズル先端払い出し、パルスジェット方式
外部出力 入口温度、出口温度 温度出力(4-20mA)
自動リフト ガラスチャンバー電動リフトアップダウン
温度調節器 PIDデジタル温度調節器
タッチパネル ブロワ、ヒータ、送液ポンプ、パルスジェット用スイッチ、エラー表示
制御切り替えスイッチ 入口温度、出口温度制御切り替え(出口温度制御は条件付き)
温度センサ K熱電対
ヒータ 2.0kW(at200V)〜2.88kW(at240V)
試料送液ポンプ 定量ぺリスタポンプ
噴霧用エアポンプ 噴霧用エアコンプレッサ(別売)を使用
サービスコンセント 撹拌器用 AC100V Max2A
吸引ブロア バイパス式ブロア ブラシレスDCモータ
フィルタ 吸引フィルタ、排気フィルタ
溶媒回収 溶媒回収装置GAS410(別売)を使用
噴霧ノズル冷却機構 接続:ニップル×2 外径φ10.5mm
噴霧用空気接続径 ニップル外径 φ7mm
排気接続口径 φ50mm
安全機能 入口、出口温度オーバーヒート、サンプルフィード逆回転機能、過電流漏電ブレーカ、ノズル接続異常
付属品 シリコンチューブ(ストッパ付き)3本、タイロンチューブ(ストッパ付き)2本、排気ダクト(ホーバンド1個付き)1本、出口温度センサ、噴霧空気チューブ、試料BOX、静電除去アース、テトロンブレードホース5m(ホースバンド2個付き)、容器台
外寸法(幅×奥行×高さ) 760×420×1350mm
電源容量 AC200V 16A
ブレーカ容量および電源設備容量20A。(AC220V 17A、AC240V 18A※要端子切り替え)電源プラグは付属していません。電源コードの長さは器外約2mです。
重さ 110kg
価格(税抜) 3,665,000円

備考
●本装置に用いる加圧装置は噴出し空気量20L/min以上、吐出圧力0〜294KPa(3kg/cm2)一定となる減圧弁付きのものを用意してください。●本装置は可燃性、爆発性のある物質に使用できる防爆構造にはなっていませんのでご注意ください。●有機溶媒(アルコール系)を使用する場合は別売のGAS410型有機溶媒回収装置を接続して使用してください。


FAQ

Q 糖分の多い果汁などは熱で溶ける為にチャンバーなどに付着してしまうので、スプレードライヤでの造粒には向かないと聞いたことがあります。 もし造粒出来るのであれば、具体的にどのような前処理が必要ですか?
A

分子量の小さいデキストリンを添加することで粉体化出来る可能性はございます。
添加量は,数%~30%の間となりますが、デキストリンの選定含め,お客様にて十分なご検討と実証試験にて条件出しを行って戴く事が必須となります。

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Q DL410と、ADLやGBとの違いは何でしょうか。
A

造粒出来る粒径はDL410のほうが大きいです。
  ADL311:~10μm
  DL410:~100μm
と認識していただければと思います。
実際には処理対象物の組成などにより上記粒径は増減しますが機器選定は上記基準で判断して下さい。
また処理速度はDLの方が速いので,粒径関係なく処理速度を重視されるお客様にはDLを勧めています。

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Q テスト用の装置はありますか。
A

弊社南アルプス工場 R&Dセンター内 スプレードライヤー試験室に設置されています。
南アルプス工場所在地情報
https://www.yamato-net.co.jp/company/location/#sec04

サンプルテストやデモンストレーションのお申し込みは弊社WEBサイト受託試験お申し込みフォームから直接ご連絡戴くか、最寄りの弊社営業拠点或いは販売代理店にご連絡下さい。

サンプルテスト・受託試験お申し込みフォーム
https://www.yamato-net.co.jp/support/trustee/form/

ヤマト科学営業拠点一覧
https://www.yamato-net.co.jp/company/location/#sec05
販売代理店網
https://www.yamato-net.co.jp/company/agency/

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Q バインダーレスで使う様な用途でも使用可能でしょうか。
A

バインダレスでもご使用可能です。
ただしその場合は一次粒子がバインダで凝集しないので、一次粒子のサイズそのままの乾燥品となる可能性が高いです。

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Q 原液の粘度許容は。
A

500cpまでを目安としてください。
但し高粘度になるほど乾燥不良や配管系統の詰まりが生じやすくなりますので、出来る限り低い粘度になるよう、調整してください。

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Q 乾燥チャンバーの容量は。
A

約9.7Lです。
サイクロンと生成物容器を含めると、約15Lです。

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