製品情報
商品コード：232102
型式：CL-5100
35mmディッシュ用固定具 (P/N：CL-HD35)
35mm・60mmディッシュ兼用固定具 (P/N：CL-HD3560)
35mm・100mmディッシュ兼用固定具 (P/N：CL-HD35100)
24ウェルプレート用固定具 (P/N：CL-HP24)
蛍光顕微鏡
Microgravity Culture Device
ヤマト科学によるデモ対応可能！
微小重力（10-3G）・過重力（2～5G）環境下で実験が可能
Zeromo（ゼロモ）CL-5100は微小重力（10-3G）と過重力（2～5G）環境下で実験が可能なクリノスタットです。外フレームと内フレームからなる2軸機構により試料を三次元で回転させることで重力を均等分散させることで微小重力を再現することが可能です。重力分布イメージのように、細胞に対して軸を認識させない運動をすることで、微小重力を作用することが出来ます。
また、外フレームを固定して内フレームを高速回転させることで過重力を作用することが出来ます。
CO2インキュベーターや人工気象器内での研究が可能です。
下の上部写真2つは5日間培養した細胞の顕微鏡画像です。1Gと比較して微小重力の方が細胞密度が高いことが分かります。下部写真2つは7日間培養したヒト間葉系幹細胞（hMSC）の免疫染色結果です。微小重力下の培養では免疫染色でCD44（緑色）、CD105（赤色）が多く発現しており、未分化を維持していることが分かります。
細胞数に関しては、4日目から5日目において最大の差があり、通常培養より約1.6～1.7倍の数値となりました。また、倍加時間に関しては、32.8時間（約1.4日間、34%の短縮）も短くなっており、高い増殖率を確認出来ました。この結果より通常培養よりZeromoによる微小重力培養の方が、高増殖率であることが明らかとなりました。
データ提供：富山大学 中路先生
細胞、植物、魚類など試料に合わせた容器搭載ラックや固定具のご提案をさせて頂きます。
微小重力
・幹細胞の未分化増殖
・筋芽細胞の分化抑制
・脂肪細胞の分化促進
過重力：
・骨芽細胞の分化促進
・上皮細胞の分化促進
微小重力
・ナズナの成長変化
・ゼブラフィッシュの骨密度変化
過重力：
・ゼブラフィッシュの特定遺伝子発現
固定具・搭載ラック（ディッシュやウェルプレート）での研究が可能になりました。使用する容器・固定具に合った搭載ラックを選定して下さい。
35mmディッシュ用固定具 (P/N：CL-HD35)
35mmディッシュを固定して、フラスコラックに搭載することができます。
35mm・60mmディッシュ兼用固定具 (P/N：CL-HD3560)
標準機CL-5100専用の固定具で、35mm・60mmディッシュどちらでも搭載が可能です。ワンタッチロックで固定が簡単に行えます。
35mm・100mmディッシュ兼用固定具 (P/N：CL-HD35100)
標準機CL-5100専用の固定具で、35mm・100mmディッシュどちらでも搭載が可能です。
24ウェルプレート用固定具 (P/N：CL-HP24)
標準機CL-5100専用の固定具で、24ウェルプレート専用の固定具です。
蛍光顕微鏡
標準機CL-5100の微小重力モード専用の蛍光顕微鏡で、タイムラプス動画撮影が可能です。
●励起フィルター：475nm
●吸収フィルター：510LP（ロングパスフィルター）
●対物レンズ：10倍、20倍（手動で脱着、変更可能）
●撮影カメラレンズ倍率：2倍
●撮影間隔：15、30、60、180、360分(設定値は変更可能)
●連続撮影時間：約70時間(撮影間隔によって変動します。
オプション一覧
・35mmディッシュ用固定具（CL-HD35）：60,000円/個
・35mm･60mmディッシュ兼用固定具（CL-HD3560）：125,000円/個
・35mm･100mmディッシュ兼用固定具（CL-HD35100）：140,000円/個
・60mmディッシュ用固定具（CL-HD60）：130,000円/個
・6ウェルプレート用固定具（CL-HP06）：125,000円/個
・12ウェルプレート用固定具（CL-HP12）：125,000円/個
・24ウェルプレート用固定具（CL-HP24）：125,000円/個
・フラスコラック（CL-R01）：160,000円/個
・ディッシュ用ラック（CL-R02；CL-HD3560専用)：160,000円/個
・ディッシュ用ラック（CL-R03；(CL-HD35100・CL-HD60専用)：160,000円/個
・ウェルプレート用ラック（CL-R04；CL-HP**専用)：160,000円/個
| 商品コード | 232102 |
|---|---|
| 型式 | CL-5100 |
| ケーブル長さ | 本体～制御盤 2.5m 制御盤～電源 3m |
| 制御モード | 微小重力（10-3G）・過重力（2～5G） |
| 制御盤外形寸法（幅×奥行き×高さ） | 160×260×220（mm） |
| 制御盤質量 | 4.4kg |
| 搭載フラスコ数（12.5cm2）※1 | 1～18個 |
| 外寸法（幅×奥行×高さ） | 220×444×318mm |
| 備考（寸法） | 本体動作時最大寸法（幅×奥行き×高さ） 293×462×321（mm） |
| 電源容量 | 100V 0.8A |
| 重さ | 12.5kg |
| 価格（税抜） | 3,980,000円 |
FALCON製T-12.5フラスコを推奨しております。ご希望の容器がある場合は、ご相談下さい。
約30分で10-3Gに到達します。装置を一度止めてしまうと、再度運転開始から30分を要します。
極端に結露を発生させなければ問題ございません。
標準搭載しておりません。加速度ロガーを用いた測定手段をご提案させて頂いております。
生体細胞、植物、ゼブラフィッシュ、微生物を用いた未分化維持、分化促進の研究に活用頂いております。詳しい情報をご希望の場合は、お問い合わせ下さい。
約1ヶ月間の無償貸出を行っております。
iPS細胞由来ヒト骨格筋幹・前駆細胞を用いた微小重力研究論文がございます。
タイトル：Microgravity influences maintenance of the human muscle stem/progenitor cell pool.
関連URL：https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X17318740
植物はナズナやコケ、動物はゼブラフィッシュやメダカ、ショウジョウバエの実績がございます。
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