ICP専用に開発されたCCD検出器を搭載した、世界最速の分析スピードを誇るICP発光分光分析装置です。 Arガス使用量を最小限に抑え、最速で信頼できる正しい定量値を得ることができます。

Agilent マルチ型 ICP 発光（5800 ICP-OES）の特徴

バーティカルデュアルビュー(VDV)

ビューモードをアキシャルとラディアルで柔軟に切り替えることができ、干渉を防ぎながら、感度を高め、広い直線ダイナミックレンジが得られます。

垂直トーチデザイン

マトリクス耐性に優れ、トーチ洗浄によるダウンタイムが減少し、トーチの交換頻度が低くなります。

Intelli Quant スマートソフトウェア

分析精度の低下につながるスペクトル干渉を特定できます。また、各元素の推奨波長が表示されるため、分析に最適な波長をすばやく選択し、不要な再測定を回避できます。

アーリーメンテナンスフィードバック(EMF)

100 個以上のセンサーで機器の状態をモニタリングし、メンテナンスが必要になるとアラートでお知らせします。サービス依頼の一般的な原因を解消し、コストや時間の無駄を削減します。

適合バックグラウンド補正(FBC)、高速自動曲線適合テクニック(FACT)、元素間干渉補正(IEC)などのスマートツール

夾雑物を多く含む複雑な測定においても、干渉ピーク曲線に合わせてバックグランドを自動で補正するなど、メソッド開発が簡単になります。

自由曲面光学設計

分光器自体をコンパクトにし、設置面積は世界最小クラスながら、検出限界、分解能も向上させます。また、ウォームアップ時間やパージ時間が短縮されることで、ランニングコストの削減にもつながります。