フィールド作業に最適なハンドヘルド・ベクトルネットワーク・アナライザSHN900Aシリーズ

ハンドヘルド・ネットワーク・アナライザ｜SIGLENT（SHN920A）の特徴

製品概要

●ベクトルネットワーク/スペクトラム解析周波数範囲:30kHz~14/20/26.5GHz
●アンテナとケーブルの測定周波数範囲：30kHz~14/20/26.5GHz
●ダイナミックレンジ：110dB （代表値）
●IF帯域幅範囲：10Hz～3MHz
●出力電力設定範囲：-45dBm～+10dBm
●大容量バッテリー駆動、スタンバイ4時間、GPS測位
●フルデュアルポートSパラメータ測定、差動/平衡測定をサポート
●CAT/DTF測定、スペクトラム解析、TDR時間領域解析をサポート

多機能

最大26.5GHzのベクトルネットワーク解析、タイムドメイン解析、スペクトル解析、ケーブル、アンテナ解析、その他8つの機能を統合した多機能モデルです。

マルチウィンドウ/トレース/データ表示

最大256チャンネル、64のテストトレースを同時に表示可能。各ウィンドウは独立したカーソル機能で異なる測定形式を表示できます。 視野角が広く、複数のデータ形式が同時に表示されるため、さまざまな角度からDUTを観察できます。

柔軟なキャリブレーション

ネットワークアナライザの精度は、キャリブレーションと密接に関係しています。 SHN900Aは、SOLT、SOLR、TRL、応答、拡張応答、およびその他の校正方法をサポートし、さまざまなアプリケーションに最適な精度を提供します。

ベクトルネットワーク解析

スミスチャート、VSWR、極座標など複数の表示モードとフォーマットを備えた11の標準Sパラメータ(S12、S21、S22、S900)を内蔵。 ミックスモード反射測定により差動回路の解析が可能になり2つの異なるセットアップのミックスモード測定が可能です。

小型・軽量で持ち運びが容易

バッテリー駆動で最大3時間稼働可能です。重量もわずか3.2kgと軽量で持ち運びに便利です。

スペクトル解析

スペクトラム解析モードは、スペクトラム解析、チャネル・パワー、隣接チャネル・パワー比(ACPR)、占有帯域幅などの高度な測定を提供。 S測定パラメータの特定の周波数ポイントのスペクトルを迅速に表示できるため、信号の検索と分析がより便利になります。

ケーブル・アンテナ解析

アンテナ設置・保守、ケーブル障害距離測定（DTF）、シングルポートケーブル損失測定、アンテナマッチング測定などの作業に最適。リターンロス、電圧VSWR、インピーダンス、ケーブルロス、障害までの距離など、複数の測定形式が利用可能です。

調整可能な差動/シングルエンドTDRプローブ

差動TDRプローブADP-18/26とシングルエンドTDRプローブASP-18/26は、コネクタなしで0～18/26GHzの帯域幅でTDRモジュールをプリント基板やその他のデバイスに接続することを可能にします。内蔵の調整ホイールにより、片手でプローブ間隔を調整できます。

タイムドメイン解析（オプション）

ゲーティング機能で目的の応答をフィルタリングしたり、ウィンドウ機能でオーバーシュートやリンギングを低減したり、タイムドメイン変換でタイムドメイン特性を取得するなど、 DUTをさまざまな角度から特性評価するのに役立ちます。