近年、ADAS(自動運転)レーダーや人体のバイタルセンシング、5G/6G通信などで「ミリ波」と呼ばれる非常に波長の短い電波を利用したアプリケーションの需要が急速に増加しています。これらのミリ波需要増加に伴い、今まであまり注目されていなかった化学材料の電気的特性評価の必要性が叫ばれるようになりました。
ミリ波は波長が短い分、信号としての分解能が高くなり、大容量のデータ通信や小さな物体の識別など様々な分野での利用が期待されている一方、絶縁材料の誘電率変化に敏感なため、材料開発時点での誘電率測定を行うことが重要とされています。
EMArges社はポーランドのワルシャワに所在するミリ波帯材料特性評価装置のメーカーです。同社の装置を用いることで、低損失誘電材料のフィルム、ガラス、基板材料、絶縁材料、液体材料等様々な材料の「複素誘電率」を高精度かつ効率良く測定することが可能で、10GHz~170GHzの周波数範囲をカバーし、主要なミリ波アプリケーションに対応しています。
本セミナーでは、上記のようなアプリケーションの素材開発をされている皆様に測定の必要性と測定結果の活用方法、また国際的な業界動向についてご紹介いたします。
開催日時 | 2025年4月17日(木)14:00~15:00 |
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会場 | ウェビナー形式(zoom) お申し込みはコチラ!! |
主催 | ヤマト科学株式会社 |
関連製品 | 複素誘電率測定器|EMArges(エマージェス)、ベクトルネットワークアナライザ|Ceyear |
本件に関するお問い合わせ先 |
分析・計測機器営業部 |
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