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製品情報

製品詳細

LUH150型(50W) 発振機(本体) と コンバータ φ3mmマイクロチップステップ型付属

原理

乳化のイメージ

用途例(ミクロキスティスの単体化に)

コンバータ(左:LUH300、右:LUH150)

消音箱(オプション)接続例(専用アダプタ要)

アームジャッキ(オプション)接続例

ラボジャッキ

製品概要

細胞破砕、乳化、分散、混合、脱泡向けに

超音波ホモジナイザー(LUH150)の特徴

原理

液中で毎秒2万回の速さ(20kHz)で振動します。
超音波振動が液中にキャビテーション(空洞化現象)と呼ばれる気泡を発生させます。この気泡が崩壊する際、周囲の粒子に衝撃を与えることで破砕や解砕を行います。 機械的なホモジナイザーと比較して、発生するコンタミネーションが少なく、磨耗部品も少ないため装置メンテナンスの手間も軽減されます。

乳化のイメージ

水に油を入れてもそのままだと混ざらないサンプルでも超音波を照射すると短時間で混ざり乳化します。


用途

キーワード
乳化/分散/解砕/破砕/均質/反応促進/抽出/脱泡/洗浄/濾過

色々な用途があります。
・カーボンナノチューブ(CNT)の分散による材料開発
・DNAを抽出するため細胞やバクテリアなどの組織破砕に
・インク等顔料の粒子を分散することでの発色や定着評価に

ミクロキスティスの単体化に(用途例)

藍藻の種類で富栄養化した湖沼など夏に異常増殖したりします。通常群体になっていますが、超音波を照射する事で群体から単体化(バラバラに)にする事が出来ます。細胞数の計算に有効です。

LUH150(50W 小型ハンディタイプ)

●ハンドリングが容易で扱いやすい小型超音波ホモジナイザーです。
●主に試験管やマイクロチューブ、遠沈管等の容器で使用します。
●振動子のハンドスイッチによる運転/停止操作が可能。
●AC100~240V電源を採用。(AC100V用ケーブル付属)
●φ2、3、6mmのマイクロチップステップ型に対応。
 (φ3mmマイクロチップステップ型が標準付属、その他はオプション)

(左:LUH300、右:LUH150)

充実したオプション

騒音を遮蔽する消音箱(特に300は推奨)やコンバータの昇降に使えるアームジャッキをご用意しています。
LUH150/300のオプションはこちら(PDF)

主な仕様

仕様


商品コード 231507
型式 LUH150
発振制御モード 定振幅可変出力制御
性能 最大出力 50W
性能 発振周波数 20kHz ±1kHz
性能 使用周囲温度範囲 5~45℃
機能 オートチューニング運転
機能 定電力モード
機能 定振幅モード
機能 タイマー運転 ◯  1秒~120分
機能 インターバル運転 ◯ ON/OFF 各1.0~60.0秒
機能 ハンドスイッチ運転
標準付属ホーン・チップ φ3mm マイクロチップステップ型 チタン合金
コンバータ外形寸法 φ40×長さ171 mm(チップ含まず)
コンバータ重さ 530g
付属品 電源ケーブル(AC100V用)、ホーン・チップ交換工具 付属ホーン・チップ
外寸法(幅×奥行×高さ) 122×270×283mm
備考(寸法) 発振機(本体)のみ
電源容量 AC100~240V 1A
※LUH150の付属電源ケーブルはAC100V用です。他の電圧で使用する場合は別途電源ケーブルが必要です。
重さ 4.1kg
備考(重さ) 発振機(本体)のみ
価格(税抜) 440,000円

備考
※タイマー運転、インターバル運転の発振時間は安定のため最低3秒以上を推奨します。


FAQ

Q デモ機はありますか。
A

本体及び標準付属品は用意がございます。
お申込み窓口は弊社営業拠点となりますので、最寄りの弊社営業拠点または販売代理店にご依頼下さい。
オプションのデモ機に関しましては、別途ご確認下さい。

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Q LUH150に消音箱は使用出来ますか。
A

使用出来ますが、本来はLUH300用の為取り付ける穴径が大きいので、LUH150用のアダプタが別途必要です。
消音箱をLUH150にご使用いただく際にはその旨を販売窓口担当者にお伝えいただき、消音箱LUH150用アダプタも同時にご購入ください。
価格は消音箱LUH150用アダプタとご指定の上、販売窓口担当者に見積もりをご請求ください。

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Q LUH150とLUH300の選定基準は。
A

処理量で選定いたします。
処理対象物が25ml以下であればLUH150を、25ml以上であればLUH300を選定してください。

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Q Err3(チューニングエラー)が出ました。
A

チップの締め込み不足・極端に高い温度(60度以上)になっている・チップの寿命による劣化や破損が要因です。
それぞれの要因に当てはまっている場合、その不具合を解消してください。
尚チップの締め込み不足がない場合でも、一旦チップを取り外して取付~締め込み直したところErr3が解除できた事例もあります。

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Q DNA核酸の断片化は可能ですか。
A

可能です。
使用するDNA溶液にタンパク質が混入している場合は、タンパク質にも断片化いたします。
DNAの長さはホモジナイザーの設定や処理時間では制御出来ず長さも揃いませんので、状態をシーケンサ等で測定して長さを確認しながら適宜断片化して下さい。

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Q オプションのアームジャッキ JK200が取扱説明書の図通りに組みあがりません。
A

アームジャッキ JK200の取り付け方が上下逆さになっている可能性があります。
アームの固定金具にスプリングが内蔵されているため、分解・静置状態でくの字に曲がっていますが、支柱に取り付ける際にスプリングのテンションが掛かった状態にする必要があります。
取扱説明書のA矢視図の通り固定金具にマーキングされている矢印が上を向くように支柱に装着してください。

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Q LUH150に標準付属しているマイクロチップはオプションとしても設定されていますか。
A

オプション設定もされています。
OLU12(φ3)商品コード:231561が、LUH150本体の標準付属品と同じものになります。

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Q 高周波利用設備申請は必要ですか。
A

必要ありません。
本装置は高周波出力が50W未満なので、高周波利用設備に該当しません。
従いまして高周波利用設備として総務省の型式指定も受けておりません。

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