製品情報
商品コード:221164
型式:IJ101
振動を嫌う作業に適したペルチェ式低温恒温器
恒温試験、試料の保存に最適なコンパクトタイプです。
冷却器にペルチェ素子(半導体素子)を使用し、ノンフロン、低振動を実現しました。
プログラム付き温度コントローラを採用しています。
専用エアジャケット装着可能です。(オプション)
2段積み可能です。(オプション:IJ101/101W・300用2段重ねラックおよびIJ201用重ね金具使用)
自己診断機能、自動過昇防止機能、過昇防止器、過電流漏電ブレーカにより安全性も充実しています。
商品コード | 221164 |
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型式 | IJ101 |
方式 | 強制送風循環 |
性能 温度制御範囲 | 5~60℃(条件:周囲温度25℃)[(周囲温度−20)℃〜+60℃](高温側はヒータ使用により変動なし) |
性能 温度調節精度 | ±0.3℃(at 37℃) |
性能 温度分布精度 | ±1.0℃(at 37℃) |
性能 最高温度到達時間 | 20~60℃ 60分 |
性能 最低温度到達時間 | 20~5℃ 100分 |
構成 内装 | ステンレス鋼板 |
構成 ヒータ | マイカヒータ120W |
構成 冷却器 | ペルチェ素子、強制放熱方式 |
コントローラ 温度制御方式 | P.I.D.制御 |
コントローラ 温度設定方式 | 運転メニューキーと▼▲キーによるデジタル設定方式 |
コントローラ 運転機能 | プログラム運転(30ステップ×1、15ステップ×2、10ステップ×3)、定値運転、クイックオートストップ運転、オートストップ運転、オートスタート運転 |
コントローラ 付加機能 | キャリブレーションオフセット機能、キーロック機能、停電補償機能 |
コントローラ センサ | Wセンサ:白金測温低抗体Pt100Ω(温度調節器)K熱電対(過昇防止器) |
安全装置 | 自己診断機能(温度センサ異常、ヒータ断線、SSR短絡、自動過昇防止機能)、過昇防止器、過電流漏電ブレーカ、メインリレー異常 |
規格 棚受段数 | 7段 |
規格 棚板耐荷重 | 約5kg/枚 |
付属品 棚板/棚受 他 | 棚板(ステンレスパンチメタル)2枚、棚受金具4本、ドレイン用受け皿1枚 |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 250×250×250mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 350×399×565mm |
備考(寸法) | 15.6L |
電源容量 |
AC100V
4A
ブレーカ容量および電源設備容量 10A |
重さ | 20kg |
価格(税抜) | 270,000円 |
大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。
例:IJ101型の場合
棚板耐荷重:5kg/枚
棚板付属数:2枚
5kg*2枚=10kg
棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。
出来ません。
本装置は槽壁面を直接加熱する構造の為、槽壁面の温度を検知して温度コントロールを行っておりますので、槽の壁面や底面に処理対象物を接触させ熱負荷を加えてしまうと過度に壁面を加熱してしまう為、槽内が異常過熱する恐れがあります。
また補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。
電源を入れEr.19が出ている状態で、下記の操作を行って下さい。
下記操作後は一旦電源を切り、電源を入れ直してEr.19が再発しない事を確認して下さい。
1.過昇防止器の設定が設定温度+5℃以下になっていれば、設定温度+5℃以上に変更してください。
設定温度が室温よりも低い場合は電源投入直後にEr.19が出てしまいますので、室温より5℃以上高い温度に設定して下さい。
それでもエラーが発生するようなら5℃ずつ設定値を上げて運用中にEr.19が発動しない設定値まで数値を上げて下さい。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
最初に「oH」が表示されますので、そのまま確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、△▽キーで過昇防止器の設定値を上記に従い変更し、確定キーを押して下さい。
※初期値は70℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。
2.キャリブレーションオフセット機能の温度設定が変更されていないかご確認下さい。変更されていれば、設定値を初期値0(ゼロ)に戻してください。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
△▽キーで表示が切り替わりますので、「cAL」が表示されたら確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、「0」以外の数字なら△▽キーで「0」にして確定キーを押して下さい。
※初期値は0℃に設定されております。
本機能は校正されたセンサ及び温度記録計にて実測値を測定し、差分がある場合に補正を行う為の機能です。
通常は0℃のままご使用下さい。
上記二点で改善しなければ修理対応となります。
本装置は冷媒を使用しない半導体素子冷却を採用しておりますので、冷媒は充填されておりません。
最大31台です。
約32mmです。
タイムアップ出力端子 (商品コード281205)の仕様は下記の通りとなります。
出力条件:オートストップ/オートスタート/クイックオートストップのタイムアップ時、プログラムエンド時
接点形式:a 接点(リレー接点)
接点容量:AC250V 3A/DC30V 3A
接続形態:M4 ネジ込端子台
キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。
オプション設定しておりませんが、可能です。
ただし右側面の内装中央の位置に場所は限定されます。
ケーブル孔サイズもφ25mmかφ30mmのみとなります。
尚オプションのエアジャケットには機能を損なう為穴明け加工はできませんので、併用はできません。
標準仕様ではご指摘の通り当たります。
但しオプションのエアジャケット(商品コード:221179)を取り付ける事で、エアジャケット方式に変更する事が可能です。
エアジャケット方式は標準より少し小さい内槽を標準の内槽に前から押し込む事で、エアジャケット方式と同じように直接槽内の対象物に風が当たらないように出来るため、扉の開け閉めによる冷却部への霜付きを抑制するほか、対象物の乾燥を抑制する効果もあります。
エアジャケット本体の素材はアルミニウム、パッキンの素材はエチレンプロピレンゴム(EPDM)です。