製品情報
商品コード:214140
型式:FO411(RCFフリー)
Standard Electric Furnace
RCF規制に対応したRCFフリー(アルミナファイバ)を炉体に採用
炉体(断熱材)に使用されているRCFが特定化学物質の管理第2類物質に位置付けられ、また発がん性の可能性がある為、今回ヤマト科学ではRCFが入っていない素材RCFフリー(アルミナファイバ)に変更致しました。低熱伝導率で優れた断熱効果を発揮します。
操作性に優れたコントローラを搭載しております。設定容易なアップダウンキーでカンタンに操作出来ます。
6パターン30ステップのプログラム運転以外にオートスタートやオートストップ、クイックオートストップ(運転中に指定時間後の設定出来るモード)機能があります。
自己診断機能をはじめ過昇防止、過電流漏電ブレーカを標準装備しております。
R熱電対の温度センサにより、1150℃までの広範囲な温度制御範囲で長寿命使用が可能です。
ヒータで直接加熱するため、温度上昇時間が早くサンプルを短時間で処理できます。
≫関連オプションはこちら(PDF)
酸素を嫌うサンプルに有効なN2ガス導入装置(オプション)や腐食性ガスを排出する排気ユニット(オプション)をご用意しております。
商品コード | 214140 |
---|---|
型式 | FO411(RCFフリー) |
性能 温度制御範囲 | 100~1150℃ |
性能 温度調節精度 | ±2.0℃(at 1150℃) |
性能 最高温度到達時間 | 約70分 |
構成 外装 | クロムフリー電気亜鉛メッキ鋼板 焼付塗装 |
構成 炉体 | アルミナファイバ |
構成 センサ | R熱電対(温度調節用、独立過昇防止器用) |
構成 ヒータ | 2.2kW |
構成 排気口 | 内径20mm(上部) |
構成 冷却ファン | 軸流ファンモータ |
コントローラ 温度制御方式 | マイクロコンピュータによるP.I.D.制御 |
コントローラ 温度設定 | デジタル設定 |
コントローラ 温度表示 | デジタル表示 |
コントローラ 過昇防止器 | コントローラ一体型 |
コントローラ 過昇防止器設定方式 | デジタル設定 |
コントローラ 運転機能 | 定値運転、プログラム運転(6パターン30ステップ×1、または15ステップ×2パターン、または10ステップ×3パターン) |
コントローラ 付加機能 | キャリブレーションオフセット機能、停電補償機能 |
コントローラ タイマ | オートスタート、オートストップ、クィックオートストップ、1分〜99時間59分、および999時間50分 |
安全装置 | 自己診断機能(メモリ異常、センサ異常、ヒータ断線、SSR短絡、自動過昇防止機能)、過電流漏電ブレーカ、過昇防止器 |
内容積 | 9L |
付属品 | 排気口キャップ1個、温度ヒューズ1個 |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 200×300×155mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 446×554×567mm |
電源容量 |
単相 AC200V
12A
ブレーカ容量および電源設備容量 20A。電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約2mです。 |
重さ | 38kg |
価格(税抜) | 508,000円 |
弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。
製品の輸送時に必要な梱包材の一つですので、設置時に処分していただいて結構です。
運搬中にドアががたついてしまう事を防ぐためにこの梱包材をドアの下に差し込んでいます。
樹脂製で熱に強い材質ではありませんので、炉内に入れて加熱しないようご注意下さい。
使用されておりません。
以前の型式にはRCFが使用されておりましたが、本型式より炉体他RCFを使用していた部材をすべてアルミナファイバに変更しておりますので、RCFフリーとなります。
キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。
こちらは扉と本体の固い炉体同士が当たり割れないために取り付けている『炉口材』という部材で、運搬用の保護材ではありません。
ステンレスの板と共に、取り外さずにそのままご使用ください。
問題ありません。
弊社工場にご返送戴いて対応した経験はあるようですが、炉体の穴明け加工が必要となり、一度加熱した炉体は多くが脆くなっている為破損する確率が非常に高いので、後付けはご推奨出来ません。
本体ご発注時に一緒にご指定ください。
可能です。
特注となりますので、本体をご購入予定の販売窓口担当者に長さを指定して見積依頼をしてください。
対応可能な長さは10mまでとなります。
それ以上長くしますと電圧が低下し誤作動を引き起こす恐れがある為、ご対応申し上げていません。
ヒーターを取り付ける前に分解しなければならない箇所が多く、また高電流が流れる部分ですのでお客様で交換作業ができる部品ではございません。
基本的には弊社フィールドエンジニア、或いは販売代理店の修理担当者に交換作業を依頼してください。