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製品情報

製品詳細

(ON61型架台/オプション)

内槽

温度上昇曲線(AC100V、室温23℃)

寸法図

ケーブル孔(標準装備・右側面)

排気口(標準装備・天井面)

方式:自然対流式 送風循環式に比べ、乾燥効率は落ちますが安価で、また粉体等の飛散を抑制します。

製品概要

エコタイプの窓付自然対流式、CO2排出量モニタ、プログラム運転機能付

定温乾燥器(DS601)の特徴

製品特徴

高い視認性の高精度制御方式コントローラと電力量/CO2排出量モニタ表示を標準装備した操作性、安全性の高い自然対流式のオーブンです。

操作性・機能

プログラム運転他各種運転モードはもとよりキャリブレーションオフセット機能、停電復帰モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出機能など多彩なサポート機能を標準装備しています。

操作性・機能

最大99ステップ、99パターン、繰り返しのプログラム運転が可能です。

操作性・機能

通電/運転時間の積算機能を装備しています。

操作性・機能

ケーブル孔付きですから、内部試料機器からのデータ集録が容易に行えます。

安全性・保守

自己診断機能をはじめ、デジタル設定の独立過昇防止器など安全性を一段と充実させています。
注) 発熱するサンプルを装置内に入れた場合は、正常に温度制御できない場合があります。

主な仕様

仕様


商品コード 212907
型式 DS601
方式 自然対流
性能 温度制御範囲 室温+5~260℃
性能 温度調節精度 ±1℃(at 260℃)JTM K05
性能 温度変動 3.0℃(at 260℃)JIS
性能 温度分布精度 ±5.0℃(at 260℃)JTM K05
性能 温度勾配 20.0℃(at 260℃)JIS
性能 最高温度到達時間 約90分
構成 内装 ステンレス鋼板
構成 外装 電気亜鉛メッキ鋼板 焼付塗装
構成 断熱材 グラスウール
構成 ヒータ材質 SUSパイプヒータ
構成 ヒータ容量 1.36kW
構成 センサ K熱電対(温度調節用、独立過昇防止器用)
構成 観測窓 250×280mm 化学強化ガラス×2枚
構成 ケーブル孔 内径33mm(右側面)
構成 排気口 内径33mm×2(上面)
コントローラ 温度制御方式 P.I.D.制御
コントローラ 温度設定方式 ▲▼キーによるデジタル設定方式
コントローラ 温度表示方式 槽内温度表示:緑色LEDデジタル表示(分解能:1℃)、設定温度表示:橙色LEDデジタル表示(分解能:1℃)
コントローラ タイマ運転 1分~99時間59分(タイマ分解能:1分)
コントローラ 運転機能 定値運転、プログラム運転、オートスタート運転、オートストップ運転、クイックオートストップ運転
コントローラ プログラムモード 99ステップ、99パターン、繰り返し運転機能
コントローラ 付加機能 通電/運転時間の積算機能(65535時間まで)、時刻表示(24時間表示)、キャリブレーションオフセット、消費電力・CO2排出量・ヒータ出力操作量のモニタ表示、停電補償モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出
コントローラ ヒータ回路制御 トライアック ゼロクロス方式
安全装置 自己診断機能(温度センサ異常検知、ヒータ断線検知、トライアック短絡検知、メインリレー不良検知、自動過昇防止)キーロック機能、漏電ブレーカ、独立過昇防止器
規格 内容積 162L
規格 棚板耐荷重 15kg/枚
規格 棚受段数 13段
規格 棚受ピッチ 30mm
付属品 棚板 2枚 ステンレスパンチングメタル(最下段1枚はビス止め)
付属品 棚受数量 4本
内寸法(幅×奥行×高さ) 600×540×500mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 710×650×870mm
電源容量 AC100V 14.1A
ブレーカ容量および電源設備容量 20A
重さ 64kg
価格(税抜) 323,000円

メンテナンス・保証内容


弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が3年間となります。




FAQ

Q 装置全体の耐荷重は?
A

大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。

例:DS401型の場合
棚板耐荷重:15kg/枚
棚板付属数:2枚
15kg*2枚=30kg

棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。

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Q 棚板を装着せずに槽内の底板に直接処理対象物等を載せることは出来ますか。
A

出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
またヒータが底板の真下に配置されている為、設定温度よりも高い温度が掛かってしまう恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。

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Q オプションに「イベント出力」というものがありますが、どのような仕様で、どういうタイミングで出るのですか。
A

無電圧接点の出力でノーマルオープンのa接点です。
出力を出す(ON)出さない(OFF)の選択を、「待機」「運転中」「運転終了」「(プログラム運転の)ステップ移行」計4つのタイミングそれぞれ個別に設定していただくことが可能です。

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Q オプションのケーブル孔は複数取り付けられますか。
A

はい、取り付けられます。
但し2個以上の追加からは気密性が落ちる為、仕様に記載されている温度仕様は保証対象外となります。
また隣接するケーブル孔が近すぎる事による壁面強度の低下や棚受けを固定するレール(棚受柱)を避ける為に穴明け位置は指定があります。
詳細な位置は図面を準備しておりますので、お問合せフォームにてご請求下さい。
お客様にて位置をご指定戴く場合は上記の検証が必要な為、販売窓口担当者に打ち合わせをご依頼戴くか、打ち合わせのご希望をお問い合わせフォームにてご連絡下さい。

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Q 消耗品はどのようなものがありますか。
A

定期的に交換が必要となる消耗部品はありません。
扉パッキンは劣化しましたら交換となりますが、高温設定や加熱対象物から発生するガスによって交換頻度が変わりますので、ひびや硬化・軟化などの状態変化が見受けられましたら交換時期となりますので、定期的な交換は必要ありません。

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Q 取扱説明書に水分を多量に含んだ試料について記述がありますが、どのくらいの水分量であれば乾燥に使用してもよいでしょうか。
A

あくまでも目安ですが、水滴が落ちない事(ヒータ端子に水が落ちる事による漏電の恐れ)、急激に揮発して水蒸気が槽内に充満し結露しない事(槽内他金属部品の腐食の恐れ)、以上のことが無いようにご注意いただいて乾燥処理を行って下さい。

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Q 仕様の性能 温度制御範囲に記載されている【室温+5℃】とはどういう意味ですか。
A

ヒータのみで温度制御をしている機器は槽内を冷やす機能を持っていないため、温度制御範囲の下限値は室温(設置している場所の環境温度)以上の温度までしか制御出来ません。
室温+5℃という表記は室温に5℃を足した温度、例えば機器周辺の室温が20℃である場合、20℃+5℃=25℃が温度制御範囲の下限という意味となります。

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