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製品情報

製品詳細

独立過昇防止器

N2ガス導入口(外径9mm)

温度上昇曲線(50Hz 室温23℃)

N2ガス置換性能曲線

内槽(写真は611I型)

寸法図

方式:イナートオーブン ガスを導入し、低酸素雰囲気での温度試験、熱処理に最適です。

製品概要

酸化を嫌う熱処理向け360℃のイナートオーブン

イナートオーブン(DN411I)の特徴

製品特徴

槽内にN2ガスを導入し、低酸素雰囲気中での温度試験・熱処理ができる恒温器です。

操作性・機能

360℃までの高温度の耐熱性試験・熱処理が高精度で容易に行えます。

操作性・機能

プログラム運転他各種運転モードはもとより、キャリブレーションオフセット機能、停電補償モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出機能など多彩なサポート機能を標準装備しています。

操作性・機能

最大99ステップ、99パターン、繰り返しのプログラム運転が可能です。

操作性・機能

通電/運転時間の積算機能を装備しています。

操作性・機能

窒素ガスの流量を設定できます。

安全性・保守

自己診断機能をはじめ、デジタル設定の独立過昇防止器など安全性を一段と充実させています。

安全性・保守

万一、動作中に扉を開けた場合、ドアスイッチによりファン、ヒータがOFFになります。

主な仕様

仕様


商品コード 212903
型式 DN411I
方式 強制送風循環
性能 温度制御範囲 室温+15~360℃
性能 温度調節精度 ±0.2℃(at 360℃)JTM K05
性能 温度変動 1.2℃(at 360℃)JIS
性能 温度分布精度 ±3℃(at 360℃)JTM K05
性能 温度勾配 12℃(at 360℃)JIS
性能 最高温度到達時間 約60分
性能 窒素置換所要時間 約30分(常温、器内中央 酸素濃度:2%)
構成 内装 ステンレス鋼板
構成 外装 電気亜鉛メッキ鋼板 焼付塗装
構成 断熱材 グラスウール+セラミックファイバ
構成 ヒータ材質 SUSパイプヒータ
構成 ヒータ容量 3.0kW
構成 センサ K熱電対(温度制御用、独立過昇防止器用)
構成 送風機ファン シロッコファン
構成 送風機モータ コンデンサ型モータ
構成 流量計・ガス導入口 最大流量30L/min・外径9mmホースニップル
コントローラ 温度制御方式 P.I.D.制御
コントローラ 温度設定方式 ▲▼キーによるデジタル設定方式
コントローラ 温度表示方式 槽内温度表示:緑色LEDデジタル表示(分解能:1℃) 設定温度表示:橙色LEDデジタル表示(分解能:1℃)
コントローラ その他の表示 昇温/安定/降下状態を示す温度パターンLED表示
コントローラ タイマ運転 1分~99時間59分
コントローラ タイマ分解能 1分
コントローラ 運転機能 定値運転、プログラム運転、オートスタート運転、オートストップ運転、クイックオートストップ運転
コントローラ プログラムモード 99ステップ、 99パターン、繰り返し運転機能
コントローラ 付加機能 通電/運転時間の積算機能(65535時間まで)、カレンダタイマ時刻表示(24時間表示)、キャリブレーションオフセット、消費電力・CO2排出量・ヒータ出力操作量のモニタ表示、停電復帰モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出
コントローラ ヒータ回路制御 トライアック、ゼロクロス方式
安全装置 自己診断機能(温度センサ異常検知、ヒータ断線検知、トライアック短絡検知、メインリレー不良検知、自動過昇防止)、キーロック機能、漏電ブレーカ、独立過昇防止器、ドアスイッチ
規格 内容積 95L
規格 棚板耐荷重 30kg/枚
規格 棚受段数 12段
規格 棚受けピッチ 30mm
付属品 棚板 2枚
付属品 棚受数量 4本
内寸法(幅×奥行×高さ) 470×450×450mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 640×695×915mm
電源容量 単相 AC200V 16A
ブレーカ容量および電源設備容量 30A。電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約2mです。
重さ 90kg
価格(税抜) 692,000円

メンテナンス・保証内容


弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。




FAQ

Q 装置全体の耐荷重は?
A

大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。

例:DN411I型の場合
棚板耐荷重:30kg/枚
棚板付属数:2枚
30kg*2枚=60kg

棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。

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Q 棚板を装着せずに槽内の底板に直接処理対象物等を載せることは出来ますか。
A

出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
またヒータが底板の真下に配置されている為、設定温度よりも高い温度が掛かってしまう恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。

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Q オプションに「イベント出力」というものがありますが、どのような仕様で、どういうタイミングで出るのですか。
A

無電圧接点の出力でノーマルオープンのa接点です。
出力を出す(ON)出さない(OFF)の選択を、「待機」「運転中」「運転終了」「(プログラム運転の)ステップ移行」計4つのタイミングそれぞれ個別に設定していただくことが可能です。

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Q 窒素ガス雰囲気の陽圧で使用したいのですが、可能ですか。
A

一般的な送風定温恒温器よりも気密性を高くしていますが、内装の強度や気密性は陽圧に耐えうる構造にはなっておりません。
基本的には本器は常圧で使う装置ということでお考え下さい。

 

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Q 消耗品はどのようなものがありますか。
A

定期的に交換が必要となる消耗部品はありません。
扉パッキンは劣化しましたら交換となりますが、高温設定や加熱対象物から発生するガスによって交換頻度が変わりますので、ひびや硬化・軟化などの状態変化が見受けられましたら交換時期となりますので、定期的な交換は必要ありません。

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