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製品情報

製品詳細

独立過昇防止器

温度上昇曲線(50Hz 室温23℃)

内槽

寸法図

方式:強制送風式 槽内を送風循環させることで槽内分布がよく、一般的な乾燥工程に最適です。

製品概要

高精度な360℃高温仕様

送風定温恒温器(DN411H)の特徴

製品特徴

DN-Hタイプは、高温度の耐熱性試験・熱処理が容易に行える高精度な恒温器です。
高精度制御方式コントローラ搭載により高い温度調節性能を実現、さらに視認性の向上と電力量/CO2排出量モニタ表示を標準装備するなど機能が一段と充実しました。

操作性・機能

使用温度範囲が広く、高精度の温度コントロールが可能です。

操作性・機能

プログラム運転他各種運転モードはもとより、キャリブレーションオフセット機能、停電補償モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出機能など多彩なサポート機能を標準装備しています。

操作性・機能

最大99ステップ、99パターン、繰り返しのプログラム運転が可能です。

操作性・機能

通電/運転時間の積算機能を装備しています。

操作性・機能

ケーブル孔付きで、内部試料機器からのデータ集録が容易に行えます。

安全性・保守

自己診断機能をはじめ、デジタル設定の独立過昇防止器など安全性を一段と充実させています。

安全性・保守

動作中に扉を開けた場合、ドアスイッチによりファン、ヒータがOFFになります。

主な仕様

仕様


商品コード 212901
型式 DN411H
方式 強制送風循環
性能 温度制御範囲 室温+15~360℃
性能 温度調節精度 ±0.2℃(at 360℃)JTM K05
性能 温度変動 ±0.6℃(at 360℃)JIS
性能 温度分布精度 ±3℃(at 360℃)JTM K05
性能 温度勾配 12℃(at 360℃)JIS
性能 最高温度到達時間 約60分
構成 内装 ステンレス鋼板
構成 外装 電気亜鉛メッキ鋼板 焼付塗装
構成 断熱材 グラスウール+セラミックファイバ
構成 ヒータ材質 SUSパイプヒータ
構成 ヒータ容量 3.0kW
構成 センサ K熱電対(温度制御用、独立過昇防止器用)
構成 送風機ファン シロッコファン
構成 送風機モータ コンデンサ型モータ
構成 ケーブル孔 内径 33mm:1個(右側面)
構成 排気口 内径 33mm:2個(背面)
コントローラ 温度制御方式 P.I.D.制御
コントローラ 温度設定方式 ▲▼キーによるデジタル設定方式
コントローラ 温度表示方式 槽内温度表示:緑色LEDデジタル表示(分解能:1℃) 設定温度表示:橙色LEDデジタル表示(分解能:1℃)
コントローラ その他の表示 昇温/安定/降下状態を示す温度パターンLED表示
コントローラ タイマ運転 1分~99時間59分
コントローラ タイマ分解能 1分
コントローラ 運転機能 定値運転、プログラム運転、オートスタート運転、オートストップ運転、クイックオートストップ運転
コントローラ プログラムモード 99ステップ、 99パターン、繰り返し運転機能
コントローラ 付加機能 通電/運転時間の積算機能(65535時間まで)、カレンダタイマ時刻表示(24時間表示)、キャリブレーションオフセット、消費電力・CO2排出量・ヒータ出力操作量のモニタ表示、停電復帰モード選択、ユーザ設定情報の保存・呼出
コントローラ ヒータ回路制御 トライアック、ゼロクロス方式
安全装置 自己診断機能(温度センサ異常検知、ヒータ断線検知、トライアック短絡検知、メインリレー不良検知、自動過昇防止)、キーロック機能、漏電ブレーカ、独立過昇防止器、ドアスイッチ
規格 内容積 95L
規格 棚板耐荷重 30kg/枚
規格 棚受段数 12段
規格 棚受けピッチ 30mm
付属品 棚板 2枚
付属品 棚受数量 4本
内寸法(幅×奥行×高さ) 470×450×450mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 640×695×915mm
電源容量 単相 AC200V 16A
ブレーカ容量および電源設備容量 30A。電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約2mです。
重さ 90kg
価格(税抜) 584,000円

メンテナンス・保証内容


弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。




FAQ

Q 装置全体の耐荷重は?
A

大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。

例:DN411H型の場合
棚板耐荷重:30kg/枚
棚板付属数:2枚
30kg*2枚=60kg

棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。

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Q 棚板を装着せずに槽内の底板に直接処理対象物等を載せることは出来ますか。
A

出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
またヒータが底板の真下に配置されている為、設定温度よりも高い温度が掛かってしまう恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。

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Q オプションに「イベント出力」というものがありますが、どのような仕様で、どういうタイミングで出るのですか。
A

無電圧接点の出力でノーマルオープンのa接点です。
出力を出す(ON)出さない(OFF)の選択を、「待機」「運転中」「運転終了」「(プログラム運転の)ステップ移行」計4つのタイミングそれぞれ個別に設定していただくことが可能です。

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Q オプションのケーブル孔は複数取り付けられますか。
A

はい、取り付けられます。
但し2個以上の追加からは気密性が落ちる為、仕様に記載されている温度仕様は保証対象外となります。
また隣接するケーブル孔が近すぎる事による壁面強度の低下や棚受けを固定するレール(棚受柱)を避ける為に穴明け位置は指定があります。
詳細な位置は図面を準備しておりますので、お問合せフォームにてご請求下さい。
お客様にて位置をご指定戴く場合は上記の検証が必要な為、販売窓口担当者に打ち合わせをご依頼戴くか、打ち合わせのご希望をお問い合わせフォームにてご連絡下さい。

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Q 消耗品はどのようなものがありますか。
A

定期的に交換が必要となる消耗部品はありません。
扉パッキンは劣化しましたら交換となりますが、高温設定や加熱対象物から発生するガスによって交換頻度が変わりますので、ひびや硬化・軟化などの状態変化が見受けられましたら交換時期となりますので、定期的な交換は必要ありません。

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