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製品情報

製品詳細

シェイキングインキュベータ

BT100

販売終了製品

商品コード:221132

型式:BT100

19L BT100型

水槽上ぶた(オプション)

振とうラック BT100型用 ■容器架数 試験管(径16.5mm) 130本

シェイキングインキュベータ(BT100)

Agitating Water Baths, Reciprocating

製品概要

振とう幅の可変が可能、使いやすさ向上

シェイキングインキュベータ(BT100)の特徴

製品特徴

操作性と、安全機構を充実。振とう機構を内槽と一体化するなど、使い勝手の良い構造を取り入れた振とう式恒温水槽です。

製品特徴

振とう幅は10〜40mmで可変できます。デジタル設定・表示により振とう数は、20〜160回/分の無段階変速です。

製品特徴

温度設定はアップ・ダウンキーによるデジタル設定で、高精度な温度制御に加え、槽内はポンプによる撹拌機能により高い温度分布精度が得られます。

製品特徴

2重の過昇防止機能付きです。設定温度に連動して作動する自動過昇防止機能、および温度センサをはじめ各種回路が独立した過昇防止器を持っています。

主な仕様

仕様


商品コード 221132
型式 BT100
方式 往復水平振とう、ポンプによる撹拌
性能 温度制御範囲 室温+5~80℃(水槽上ぶた装着時)
性能 温度調節精度 ±0.02~±0.08℃
性能 温度分布精度 ±0.1℃
性能 最高温度到達時間 約95分
性能 振とう数 20~160回/分 可変ツマミ、デジタル表示器付
性能 振とう幅 10~40mm可変式
構成 内槽 ステンレス鋼板
構成 温度調節器 P.I.D.制御(定値式)
構成 センサ ダブルセンサ:白金測温抵抗体 Pt100Ω(温度調節器)+K熱電対(過昇防止器)
構成 温度設定・表示方式 デジタル設定・デジタル表示
構成 過昇防止器 マイクロコンピュータによるON/OFF制御
構成 過昇防止器設定方式 デジタル設定
構成 ヒータ 銅パイプヒータ(ニッケルメッキ) 1.2kW
構成 撹拌器 マグネットポンプ 噴流撹拌 6W
構成 振とう器 ギアモータ 25W
構成 振とう数設定・表示方式 アナログ設定・デジタル表示
構成 タイマ 1分~99時間59分 ~999時間50分 デジタル表示、クイックオートストップ、オートスタート
安全装置 自己診断機能(ヒータ断線、センサ断線、SSR短絡、自動過昇防止機能)、過電流漏電ブレーカ、空焚防止、過昇防止器
規格 容器架数 試験管 径16.5mm 適用長さ150~200mm(JIS) 130本
規格 容器架数 フラスコ 丸、三角100/300/500mL 12/5/3個
槽内容量 19L(満水時)
付属品 振とうラック(幅×奥行×高さ) 1台 290×220×170mm
付属品 スプリングピッチ 20mm(縦、横とも)
内寸法(幅×奥行×高さ) 302×350×250mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 579×414×325mm
電源容量 AC100V 14A
ブレーカ容量および電源設備容量 15A
重さ 27kg
価格(税抜) 253,000円



FAQ

Q Er.19が出ました。
A

電源を入れEr.19が出ている状態で、下記の操作を行って下さい。
下記操作後は一旦電源を切り、電源を入れ直してEr.19が再発しない事を確認して下さい。

1.過昇防止器の設定が設定温度+10℃以下になっていれば、設定温度+10℃以上に変更してください。
それでもエラーが発生するようなら5℃ずつ設定値を上げて運用中にEr.19が発動しない設定値まで数値を上げて下さい。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
最初に「oH」が表示されますので、そのまま確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、△▽キーで過昇防止器の設定値を上記に従い変更し、確定キーを押して下さい。

※初期値は90℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。

2.キャリブレーションオフセット機能の温度設定が変更されていないかご確認下さい。変更されていれば、設定値を初期値0(ゼロ)に戻してください。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
△▽キーで表示が切り替わりますので、「cAL」が表示されたら確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、「0」以外の数字なら△▽キーで「0」にして確定キーを押して下さい。

※初期値は0℃に設定されております。
本機能は校正されたセンサ及び温度記録計にて実測値を測定し、差分がある場合に補正を行う為の機能です。
通常は0℃のままご使用下さい。

上記二点で改善しなければ修理対応となります。

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Q 今は水を入れて使っていますが、振とう調節部と温調部が独立しているようなので、水を入れずに振とう器として使用したいと考えていますが、可能でしょうか?
A

使用出来ません。
フロートスイッチによる水位検知機能がありますので、水を入れませんと空焚き検知のエラー20が発生して装置の運転を止めてしまいます。

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Q 冷媒の型式と充填量を教えて下さい。
A

冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。

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Q 電源を入れた直後なので槽内の液温は室温とほぼ同じなはずなのですが、測定温度が異常に高く(低く)表示されています。
A

キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。

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Q オートストップやプログラムで運転終了した際に、振とうも止まりますか。
A

止まりません。
振とうの運転・停止や振とう数設定は温度コントロールから独立した操作パネルで行いますので、振とうスイッチをOFF(〇)の位置にして手動で止めてください。

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Q 適正水位は。
A

振とうラックを取り付けた状態で水槽上部より約60mm下となります。
適正水量は振とうラックに取り付ける容器の容量などにより異なりますので、ラックを取り付けた状態でこの水位となるよう調整してください。

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Q 取扱説明書を見ると水道水か軟水を入れるように書いてありました。純水を使ってはいけない理由があるのでしょうか。
A

純度の高いイオン交換水はハングリーウォーターとも呼ばれ金属イオンを吸着してしまう為、水槽やパイプヒータのシースが腐食してしまいます。
軟水化した水、RO水や蒸留水などであればご使用頂いても問題はありません。

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