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製品情報

製品詳細

製品概要

ガラス窓付き恒温水槽 27~144Lの対応が可能

恒温水槽(BK400)の特徴

製品特徴

BK型シリーズ(定値運転)/BA型シリーズ(プログラム運転)をラインアップ

製品特徴

槽内容量 27L、42L、70L、109L、144Lをシリーズ化し、操作性の向上、安全機能も充実しています。

性能・機能

高精度な温度調節方式と循環ポンプによる効率の良い槽内撹拌により、きわめて高い温度調節精度が得られます。

性能・機能

温度・時間の設定・指示値ともデジタル表示されます。タイマはオートスタート、オートストップ、クィックオートストップ機能付きです。

システムアップ

冷却管(オプション)により、室温以下のコントロールもできます。また、水槽部蓋、容器取付ラック、粘度計保持具などのオプションもご用意しています。

主な仕様

仕様


商品コード 221145
型式 BK400
方式 ポンプによる撹拌
性能 温度制御範囲 室温+5~80℃
性能 温度調節精度 ±0.02~±0.07℃
性能 温度分布精度 ±0.3℃
性能 最高温度到達時間 約110分
構成 内槽 ステンレス鋼板及びガラス
構成 温度調節器 P.I.D.制御(BK:定値式)
構成 センサ Wセンサ:白金測温抵抗体 Pt 100Ω(温度調節器)+K熱電対(過昇防止器)
構成 温度設定/表示方式 デジタル設定/表示
構成 過昇防止器 マイクロコンピュータによるON・OFF制御
構成 ヒータ(SUS316) 2.2kW
構成 撹拌器(マグネットポンプ) 30W
構成 タイマ 1分~99時間59分~999時間50分 デジタル設定 オートスタート、オートストップ、クイックオートストップ
安全装置 過電流漏電ブレーカー、自己診断機能(ヒータ断線、SSR短絡、センサ異常、自動過昇防止機能)、過昇防止器
規格 窓寸法 340×215mm
規格 内容量  約42L
規格 棚段数 5
規格 棚段ピッチ 30mm
規格 排水ホース径 φ15×20mm
付属品 棚板1枚、棚受金具4個、コネクタ2個、フラスコ挟み2個、支柱1本、排水キャップ1個
内寸法(幅×奥行×高さ) 400×350×300mm
外寸法(幅×奥行×高さ) 590×410×367mm
電源容量 AC100V 23A
ブレーカ容量および電源設備容量 30A。 電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約2mです。
重さ 25kg
価格(税抜) 272,000円

メンテナンス・保証内容


弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が2年間となります。




FAQ

Q Er.19が出ました。
A

電源を入れEr.19が出ている状態で、下記の操作を行って下さい。
下記操作後は一旦電源を切り、電源を入れ直してEr.19が再発しない事を確認して下さい。
※初期ロット品は操作方法及び表示が違う物があります。
上記操作を行えない場合は、弊社フリーダイヤルにご連絡下さい。

1.過昇防止器の設定が設定温度+10℃以下になっていれば、設定温度+10℃以上に変更してください。
それでもエラーが発生するようなら5℃ずつ設定値を上げて運用中にEr.19が発動しない設定値まで数値を上げて下さい。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
最初に「oH」が表示されますので、そのまま確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、△▽キーで過昇防止器の設定値を上記に従い変更し、確定キーを押して下さい。

※初期値は90℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。

2.キャリブレーションオフセット機能の温度設定が変更されていないかご確認下さい。変更されていれば、設定値を初期値0(ゼロ)に戻してください。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
△▽キーで表示が切り替わりますので、「cAL」が表示されたら確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、「0」以外の数字なら△▽キーで「0」にして確定キーを押して下さい。

※初期値は0℃に設定されております。
本機能は校正されたセンサ及び温度記録計にて実測値を測定し、差分がある場合に補正を行う為の機能です。
通常は0℃のままご使用下さい。

上記二点で改善しなければ修理対応となります。

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Q 棚板の耐荷重は。
A

分散で10kg・中心で5kgとなりますが、余裕をみて分散・中心とも5kgまでとして下さい。
尚、恒温水槽ですので水を張った場合浮力が生じる為、浮力が強い物質ではもう少し重量があっても耐えうる可能性はございますが、あくまでも本体強度という事で水を張らずにどの程度耐荷重があるかの参考値とお考え下さい。

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Q 空焚き防止用に水位を検知するためのフロートスイッチは装備されておりますか。 無い場合、オプションとしてそういった機構の安全装置を付加出来ますか。
A

本装置は水位に自由度を持たせるために加熱用ヒータを水槽最底面近くに配置し棚板の位置を変更出来る機構を有している為、一定水位で検知されてしまうフロートスイッチのような機構の空焚きを防止する安全装置は構造上向いておりませんので、採用されておりません。
基本的には無人運転を推奨しておりませんが、水位低下を目視出来ない環境下では、ご必要に応じてオプションのレベルコントローラ OBF10を取付け、自動給水を行い水位を一定に保つようにして下さい。

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Q 冷媒の型式と充填量を教えて下さい。
A

冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。

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Q 標準付属品のチューブコネクタは何に使用するものですか
A

排水ホースの機外長さが排水したい場所に届かない場合、市販のホースを継いで延長する際に使用して下さい。
装置のホースは内径φ15mm×外径φ20mmとなる為、付属品のチューブコネクタの外径はφ16mmとしています。
延長する場合は内径φ15mmの市販品ホースをお客様でご準備下さい。
※現在チューブコネクタは同梱しておりません。

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Q 付属品の支柱の天板からの高さは。
A

おおよそ337mmとなります。
支柱はφ10mmなので同径の市販のステンレス棒を流用して高くすることは可能ですが、固定する容器や冷却管等によってはあまり高くして取り付けるものに重量があると転倒の恐れがありますので、高くしたい場合は販売窓口担当者か当社WEBサイトのお問い合わせフォームから取り付けるものの総重量及びご希望の高さをご連絡の上交換の可否をお問い合わせください。

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Q 水槽壁面にクランプを固定したいのですが、厚みを教えて下さい。
A

設計図面から引用情報の為実測値とは若干の誤差がある可能性がございますが、下記の通りとなります。
正面から見て左側(コントローラの反対側) :約25mm
正面から見て手前と後ろ   :約19.5mm
正面から見て右側(コントローラ側)はコントローラや循環ポンプ等が収納されているスペースですので厚みがありクランプ固定は出来ません。

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Q カタログにJIS K2283 石油製品の動粘度試験に合致しないとありますが、具体的に何が合致しないのでしょうか。
A

JIS K2283 石油製品の動粘度試験は、試験温度が 15∼100℃の場合の恒温性能は,粘度計の浸没長さの範囲で,各粘度計の間及び温度計の挿入位置の各場所の温度差を 0.01℃以下で保持でき,かつ流出時間測定中の温度変動が 0.01℃以下のもの、との指定値があります。
BA/BKシリーズの各場所の温度差(温度分布精度)は±0.3℃、温度変動(温度調節精度)は±0.02~±0.07℃ですので、合致致しません。

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Q オプション 送水ポンプ PT16N(商品コード:221190)の吐出口の形状は。
A

送水ポンプ PT16N(商品コード:221190)の吐出口の形状は外径φ17mmのホース継手(タケノコ)で、内側にはM12のめねじが切られています。
 

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Q BAシリーズとBKシリーズの違いは。
A

BAシリーズは定値運転とタイマー運転・プログラム運転ができます。
BKシリーズは定値運転とタイマー運転のみで、プログラム運転はできません。
その他性能にかかわる仕様は同一となります。

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Q 棚受け金具の部品コードは。
A

部品コード:LT00022917
品名   :棚受け金具
となります。
失くされた場合などは、1個単位でご入手いただけます。
価格および納期に関しましては、装置本体をご購入いただきました際の販売窓口担当者または弊社WEBサイト お客様サポート お問い合わせお申し込みフォーム へお見積りをご依頼ください。

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Q 電源を入れた直後なので槽内の液温は室温とほぼ同じなはずなのですが、測定温度が異常に高く(低く)表示されています。
A

キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。

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Q 排水ホースは自分で交換できますか。
A

できません。
水槽を取り外す分解作業が必要となりますので、弊社フィールドエンジニア(修理担当者)の交換作業が必要となります。
装置をご購入いただいた販売窓口担当者に配水ホース交換作業をご依頼ください。

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Q EC液体培地(糞便系大腸菌群および大腸菌)・MPN法 の培養に使用できますか。
A

使用できます。
市販の試験管立てとダーラム管を別途お客様にてご準備ください。
棚板が可動式ですので、試験管立てを入れた状態でダーラム管が十分に漬かるよう、棚板高さを調整してください。

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