製品情報
商品コード:211196
型式:IC602
定値運転、シンプルな低価格エアージャケット
専用運転メニューキーを装備した温度調節器を搭載し、設定がスピーディに行えるエアジャケット自然対流式インキュベータです。
エアジャケット方式により、均一な温度分布が得られます。
二重扉構造により、熱損失が少なく安定した恒温状態を維持できます。
内扉に強化ガラスを装備し、内部観察ができます。
操作が容易な定値運転、クイックオートストップ運転、オートストップ運転、オートスタート運転が可能です。
専用運転メニューキーおよび▲▼キーによるデジタル設定方式です。設定温度、測定温度、過昇防止設定温度を同時表示します。
キャリブレーションオフセット設定、キーロック設定、過昇防止温度設定が可能です。
自己診断回路、過昇防止器、過電流漏電ブレーカなど、安全機能が充実しています。
(注) 発熱するサンプルを装置内に入れた場合は、正常に温度制御できない場合があります。
商品コード | 211196 |
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型式 | IC602 |
方式 | エアジャケット自然対流 |
性能 温度制御範囲 | (室温+5)~80℃ |
性能 温度調節精度 | ±0.5℃(at 37℃) |
性能 温度分布精度 | ±1.0℃(at 37℃) |
構成 内槽 | ステンレス鋼板 |
構成 断熱材 | グラスウール |
構成 ヒータ | 0.4kW |
構成 排気口 | 内径30mm×2(上面) |
コントローラ 温度制御方式 | P.I.D.制御 |
コントローラ 温度設定方式 | 運転メニューキーおよび▲▼キーによるデジタル設定方式 |
コントローラ 温度表示方式 | 測定温度表示:緑色4桁LEDデジタル表示、設定温度表示:赤色4桁LEDデジタル表示 |
コントローラ タイマ | 1分~99時間59分および100時間~999時間50分(タイマウェイト機能付き) |
コントローラ 運転機能 | 定値運転、クイックオートストップ、オートストップ、オートスタート |
コントローラ 付加機能 | キャリブレーションオフセット機能、キーロック機能、停電補償機能 |
コントローラ センサ | 白金測温抵抗体Pt100Ω(温度調節器)、K熱電対(過昇防止器) |
安全装置 | 自己診断機能(温度センサ異常、ヒータ断線、SSR短絡、自動過昇防止機能)キーロック機能、過昇防止器、過電流漏電ブレーカ |
規格 棚受段数 | 13段 |
規格 棚受ピッチ | 30mm |
規格 棚板耐荷重 | 約15kg/枚 |
付属品 棚板/棚受 | ステンレスパンチングメタル(うち1枚は内槽に固定) 2枚/4本 |
付属品 扉用鍵 | 2個 |
内容積 | 159L |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 600×530×500mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 710×656×870mm |
電源容量 |
AC100V
4.2A
ブレーカ容量および電源設備容量 10A |
重さ | 65kg |
価格(税抜) | 218,000円 |
弊社ホームページ上でお客様登録いただけますと通常1年の無償保証が3年間となります。
大凡ではございますが、
棚板耐荷重*標準付属枚数=装置全体の耐荷重
とお考え下さい。
例:IC402型の場合
棚板耐荷重:15kg/枚
棚板付属数:2枚
15kg*2枚=30kg
棚板1枚あたりの耐荷重はカタログや取扱説明書に掲載しておりますので、該当する型式の棚板耐荷重及び標準付属枚数をご参照下さい。
出来ません。
補強をしておりませんので強度が無く、内槽が変形する恐れがあります。
必ず棚板を取付けてその上に処理対象物等を置くようにしてください。
電源を入れEr.19が出ている状態で、下記の操作を行って下さい。
下記操作後は一旦電源を切り、電源を入れ直してEr.19が再発しない事を確認して下さい。
1.過昇防止器の設定が設定温度+10℃以下になっていれば、設定温度+10℃以上に変更してください。
それでもエラーが発生するようなら5℃ずつ設定値を上げて運用中にEr.19が発動しない設定値まで数値を上げて下さい。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
最初に「oH」が表示されますので、そのまま確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、△▽キーで過昇防止器の設定値を上記に従い変更し、確定キーを押して下さい。
※初期値は90℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。
2.キャリブレーションオフセット機能の温度設定が変更されていないかご確認下さい。変更されていれば、設定値を初期値0(ゼロ)に戻してください。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
△▽キーで表示が切り替わりますので、「cAL」が表示されたら確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、「0」以外の数字なら△▽キーで「0」にして確定キーを押して下さい。
※初期値は0℃に設定されております。
本機能は校正されたセンサ及び温度記録計にて実測値を測定し、差分がある場合に補正を行う為の機能です。
通常は0℃のままご使用下さい。
上記二点で改善しなければ修理対応となります。
冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。
タイムアップ出力端子 ODK14の仕様は下記の通りとなります。
出力条件:オートストップ/オートスタート/クイックオートストップのタイムアップ時、プログラムエンド時
接点形式:a 接点(リレー接点)
接点容量:AC250V 3A/DC30V 3A
接続形態:M4 ネジ込端子台
温度出力 ODK12の仕様は下記の通りとなります。
出力条件 :測定温度に応じた電流(DC)を出力します。
出力電流 :DC4~20mA(0~85℃:IC402/602/802)
分解能 :0.1℃
負荷インピーダンス:600Ω以下
接 続 :M4 ネジ込端子台(共通)
キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。
本装置は冷却機能がなくヒーターのみで温度調節を行っております。そのため室温付近、もしくはそれ以下の温度の制御は装置の置かれた環境温度に影響を受けてしまいます。
装置の仕様としましては、設置環境の温度(室温)よりも5℃以上高い設定温度から制御が可能となります。
例えば装置が設置されている部屋が20℃だった場合は、+5℃なので25℃以上の設定温度から制御可能となります。
夏と冬では設置環境の温度(室温)が変わりますので、常に35℃以下での制御が必要な場合には、冷却機能が有る低温恒温器(低温インキュベータ)をご選定ください。