製品情報
商品コード:538920
型式:SDS5058L
Low Profile Digital Storage Oscilloscope
現代の電子システムは多様なチップとモジュールで構成され、それらの初期化動作が相互干渉する可能性がある。起動シーケンス試験では、各回路モジュールからの信号が所定のタイミングで動作することを保証し、競合回避とシステム安定性を確保する。例えば通信システムにおける不適切な起動シーケンスはデータ伝送エラーの要因となり得る。回路の複雑化に伴い、起動試験の難易度も増大する。SDS5000Lは関連信号全体の起動プロセスをシングルショットで取得可能であり、測定時間の短縮・効率向上を実現するとともに、繰り返し試験に起因する誤差を最小化する。8電源ラインを有する複雑な回路においても、当機能によりワンショット測定が可能となる。
Siglent最新8チャンネル・オシロスコープと光アイソレーション・プローブの投入により、ワイドバンドギャップ半導体試験ソリューションが完成。SDS5000L はピコ秒(ps)台の立上り時間を実現し、炭化ケイ素(SiC)・窒化ガリウム(GaN)デバイスの高速スイッチング波形を捕捉。スイッチング時の過渡電圧・電流変化、オーバーシュートやリンギング特性を分析し、回路設計と信号整合性の最適化を実現。
SDS5000Lは1U高のコンパクト設計により、柔軟な多チャンネル収集システム構築を実現。複数ユニットを64チャンネル同期分配器SYN64の低スキュー同期信号でトリガー連結することで、最大512チャンネルの高速収集システムを構築可能。ホストは1000M LAN経由で各ユニットにアクセス。完全なSCPIコマンドセットならびにLabVIEW/IVIドライバを装備し、簡易なデータ収集を提供。LANポートはLXI準拠。デイジーチェーン接続による10 MHz入力/出力クロックのカスケード接続により、試験システム内全ユニットのサンプルクロック同期を実現。
商品コード | 538920 |
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型式 | SDS5058L |
帯域幅 | 500 MHz |
チャンネル数 | 8 + EXT |
サンプリングレート | 5 GSa/s |
波形キャプチャレート | 650,000 wfm/s |
メモリ長 | 2.5 Gpts |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 395×413×43mm |
重さ | 6.2kg |
価格(税抜) | 2,190,000円 |