製品情報
型式:LSG-2100ASH
ブースターによる容量拡張対応 150V/800Vの2シリーズ 直流電子負荷装置
LSG-Aシリーズは前面パネルにカラー液晶(LCD)と10キーを採用し操作性と視認性を向上させた電子負荷装置です。負荷容量が175W、350W、1050Wと2100Wブースターの4機種を150Vシリーズ、800Vシリーズの2系統をラインナップしました。1050W機をマスター機として、2100Wブースターを最大4台まで増設、合計9.45kWまでの対応が可能です。CC、CV、CR、CPをベースにCC+CV、CR+CV、CP+CVの7モードに対応します。外部からの制御用に、外部アナログコントロール、USB、RS-232C、LANを標準装備。GP-IBは別売オプションとなります。
LSG/LSG-HシリーズはLSG-A/LSG-AHシリーズに順次切り替わります、両シリーズは基本的に機能・性能・操作について差はありません。
一部のインタフェースについてコネクタ、使用ケーブル、標準装備・オプションが異なります。詳細はこちら(https://www.texio.co.jp/common/source/20240529_LSGA.pdf)の資料をご確認ください。
動作モード、レンジ、構成設定、Go-NoGo設定を0から9のテンキーにプリセットすることができます。Presetボタン→テンキー→Enterと押すだけで、セーブしたプリセット設定を素早く呼び出すことができます。
並列接続では同一機種5台のマスター・スレーブ動作ができます。1050Wモデルにスレーブ機を最大4台まで増設可能です。(合計最大9.45kW)
LSG-2100S/2100SHには接続ケーブルGTL-255が1本付属します。専用ラックマウント用金具と出力連結用バスバー金具をオプションでご用意。
※150V 入力モデルでは、並列運転時の電流レンジがH およびM に制限されます。
プログラム、ノーマルシーケンス、ファストシーケンスの3種類の自動試験機能を搭載。
ショート機能を使用して、負荷入力端子の短絡をシミュレートすることができます。キーを押すたびにオンオフを切り替えるトグルと、キーを押している間オンにするホールドの2つの動作が選べます。
・CCモード時:電流を最大値に設定します。
・CRモード時:抵抗を最小値に設定します。
・CVモード時:電圧を最小値に設定します。
・CPモード時:電力を最大値に設定します。
本機能は2次電池などの放電テストを行う機能です。テストは固定モードの一定条件で放電を行い、決められた停止条件で終了する機能です。
電流モニターは本機に流れる電流(0~F.S.)をHとLレンジは0~約10V、Mレンジは0~約1Vの電圧で外部に出力することが可能です。また、前面パネルのBNC端子からも電流モニターが出力されるので観測が容易です。(前面出力:H,Lレンジは0~約1V、Mレンジは0~約0.1V)
電源装置などの過電流保護や過電力保護が、正常に働くかどうかの確認をするためのテストを行えます。
Go-NoGo設定は、電圧または電流入力のパス/フェイルリミットを作成します。電圧/電流のパス/フェイルリミットを超えた場合、アラームが出力されます。 Go-NoGo設定は複雑なパス/フェイルを作成するプログラム機能と一緒に使用し、テストすることができます。
ロードオンからオフになるまでの経過時間をカウントするカウントタイム機能と、設定時間後に自動的にロードオフするカットオフタイム機能の2種類を搭載。カットオフタイム機能では、ロードオフになった時の電圧レベルをポップアップ画面に表示します。
リアパネルにリモートコントロール用コネクタを備え、外部からの接点信号によりロードオン/オフができます。また、外部電圧、外部抵抗により入力値を設定することもできます。通信による設定は標準でUSBおよびRS-232C、オプションでGP-IB,LANが利用可能ですので、PCやシーケンサ(PLC)から簡単に制御できます。
●150V大電流シリーズと800V高電圧シリーズをラインナップ
●175W/350W/1050Wの3モデル+専用ブースター(スレーブ機)を用意
●動作モードは7種類CC / CV / CR / CP / CC+CV / CR+CV/ CP+CV
●高輝度 TFT カラーLCD搭載
●高精度、高分解能
●シーケンス機能搭載
●パラレル接続可能
●外部アナログ制御/モニター出力端子
●RS-232C*1/USB/LAN 標準搭載、GP-IB オプション
※1︓RS-232CポートはRJ-45 コネクタになります。
LSG/LSG-HシリーズはLSG-A/LSG-AHシリーズに順次切り替わります。