製品情報
型式:8890 GCシステム
柔軟な構成機能を備え、精度の高い分析結果を迅速に提供し、様々な分析ニーズに対応
・ラボの内外からスマートな GCシステムのモニタリング、システムログのチェック、診断テストを実行できます。
・装置前面にあるタッチスクリーンでは、アクティブなメソッドの更新、メンテナンスルーチンの実行、GC機器ステータスのチェックが可能です。
・ヘリウム切替スイッチ、ガスセーバ、代替キャリアガスソリューションにより、ヘリウムガス使用量を大幅に低減できます。
・オプションの水素センサモジュールシリーズ 2 は、水素のリークを早期に検出し、ガスの流れを遮断し、状態を継続的にモニタリングします。6ヶ月に1度の校正で済みます。
・システム状態をモニタリングし、潜在的な問題がシステム性能に影響を及ぼす前に通知してくれます。また、問題解決に役立つ手順ガイドを参照することができます。
・オーブン内に取り付け可能でごく低熱容量のキャピラリ・フロー・テクノロジー(CFT)モジュールによって、独自のガス流路接続が可能です。
・多次元ガスクロマトグラフィー(GC x GC/Deans スイッチ)、包括的な二次元ガスクロマトグラフィー(2D-GC)とフローモジュレーション、分析カラムの先端、中間、末端でのバックフラッシュなどに対応できます。
・オートレンジFID(水素炎イオン化検出器)は、パーセントレベルから ppb までの検出と定量分析が 1 回のGC注入で可能です。
・シングルフィラメントTCD(熱伝導度検出器)は、リファレンスガスやポテンショメータのマニュアル調整が不要です。
・バルブ切り替えの際によく見られる信号ドリフトを最小限に抑えつつ、安定したベースラインを実現します。
・SCD(化学発光硫黄検出器)とNCD(化学発光窒素検出器)によって、マトリックスからのクエンチングの影響なしで、硫黄化合物または窒素化合物のppb以下の検出、等モル反応、定量を実行できます。
・独自の第6世代のマイクロチャネルベースの EPC アーキテクチャにより、微粒子、水、オイルなどのガス汚染物質に対する信頼性と耐久性が大幅に向上し、システムの稼働時間と消耗品の寿命が延びます。
型式 | 8890 GCシステム |
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注入口 | 2個(最大) |
検出器 | 4個(最大) |
搭載バルブ数 | 10個(最大) |
GC/MS互換性 | シングル四重極、トリプル四重極、Q-TOF |
設定温度範囲 | 室温+4 ℃ から最大 450 ℃ まで ※LN2冷媒冷却の場合は-80~450℃、LCO2冷媒冷却の場合は-40~450℃ |
オーブン冷却 | 4.0分で450 ℃から50 ℃(周囲温度22 ℃) ※オーブンインサートアクセサリ使用時は 3.5分 |
ピーク面積の再現性 | < 0.5 % RSD |
リテンションタイムの再現性 | < 0.008 % |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 580×510×490mm |