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製品情報

製品詳細

製品概要

ルーチン分析にかつてないレベルの性能、信頼性、コスト効率を実現したGCシステム

アジレント GC(8860 GCシステム)の特徴

最大2個の注入口、3個のバルブ、3個の検出器を搭載可能

・「ルーチン分析用GC」という言葉にはおさまらないほど幅広いアプリケーション分野に対応可能です。
・検出器は3個まで搭載でき、そのうち1個は四重極質量分析装置(MSD)にすることが可能です。

ユーザーに便利な機能が満載

・装置前面にあるカラータッチスクリーンディスプレイから、設定値やステータス情報、構成、信号プロットにアクセスして、分析の進捗状況を確認できます。
・PC やタブレットからブラウザユーザーインタフェースにアクセスしてメソッドやシーケンスを編集したり、高度なインテリジェンス機能にアクセスしたりできます。ラボのネットワークを使用できる場所なら、どこからでも機器ステータスの確認や診断が可能です。
・ブランクラン評価によって、ベースラインの逸脱、予期しないピーク、ベースラインの上昇などの問題があった場合は、ユーザーに通知してくれます。

コストのかかるシステムトラブルを最小限に

・GC診断およびメンテナンス用の高度な機器インテリジェンス機能があり、予定外のダウンタイムを防ぎます。
・検出器を、GC検出器チェックアウトサンプルを用いて自動的に評価し、診断セクションにサマリーレポートが表示されます。(検出器評価機能)
・前世代までのアジレントGCや他メーカーGCの設計と比べて、微粒子、水、オイルなどのガス汚染物質に対する信頼性と耐久性が大幅に向上しています。

水素リークは早期に検出し、ガスの流れを遮断

・オプションの水素センサモジュールシリーズ 2 は、水素のリークを早期に検出し、ガスの流れを遮断し、状態を継続的にモニタリングします。6ヶ月に1度の校正で済みます。

シングルフィラメントTCD

・アジレントGCシステムのTCD(熱伝導度検出器)は、シングルフィラメントのTCDです。
・リファレンスガスやポテンショメータのマニュアル調整なしで、ドリフトのない安定したベースラインを得ることができます。

EPC/EPR機能

・EPC(エレクトロニックニューマティクスコントロール)/EPR(エレクトロニックニューマティクスレギュレーション)による室温/大気圧補正により、安定したリテンションタイムと検出器のベースラインが確保されます。
・EPCにより、リテンションタイムとピーク面積の再現性や結果の一貫性が向上し、再分析の必要が少なくなります。
・EPRオプションは、圧力/流量の高精度デジタルディスプレイによりマニュアル操作を簡素化できます。(Agilent OpenLab CDS ソフトウェアを使用して、実際の圧力と流量のデータを記録可能)

リテンションタイムロッキング

・ほとんどのAgilent OpenLab CDSソフトウェアで利用可能なリテンションタイムロッキング(RTL)により、メソッドカラムが共通のアジレントGCシステム間で、クロマトグラフィーのリテンションタイムを正確に一致させることができます。

DA Expressデータ解析ツール(オプション)

・8860 GC用 DA Expressデータ解析ツールは、データ解析、積分、レポート作成、キャリブレーションを簡素化します。大量のデータ処理や規制に準拠したソフトウェア機能を必要としないユーザーにおすすめです。

主な仕様

仕様


型式 8860 GCシステム
注入口 2個(最大)
検出器 3個(最大)
搭載バルブ数 3個(最大)
GC/MS互換性 シングル四重極(ステンレスイオン源
設定温度範囲 室温+8 ℃ から最大 425 ℃ まで
オーブン冷却 5.7分で300 ℃から50 ℃(周囲温度25 ℃)
ピーク面積の再現性 < 2 % RSD
リテンションタイムの再現性 < 0.06 %
外寸法(幅×奥行×高さ) 580×540×490mm

カタログ/リーフレット