最大帯域1GHz、4ch、12bit高分解能オシロスコープSDS3000X HDシリーズ

デジタル・オシロスコープ｜SIGLENT（SDS3054X HD）の特徴

製品概要

350MHz、500MHz、1GHzモデル
12-bit高分解能
最大4 GSa/sのサンプリング・レート
最大400 Mptsのメモリ深度
最大890,000 wfm/sの波形キャプチャ・レート（シーケンス・モード）
ノイズフロアは1GHz全帯域幅で125μVrmsと低い

12-bit ADC：波形の細部まで鮮明に表示

SDS3000X HDシリーズオシロスコープは、量子化レベル最大4096の12-bit 高分解能ADCを搭載しており、高分解能モード（ERES）では分解能を最大16ビットまで高めることができます。この高分解能ADCと垂直・水平ズーム機能により、波形の詳細をより完全かつ鮮明に観察することができます。

ENOB - ADC の有効ビット数

高速ADCがデータ収集を行う場合、実際のADCのS/N比は、ノイズと歪みにより、公称ビット数が達成すべき望ましい性能に満たない。 ADCはあくまでもオシロスコープ・システムの一部であり、単独で使用することはできないため、オシロスコープ・システム全体のENOBインジケータの方が意味があります。
SDS3000X HDは最大8.3～8.6ビットで、時間誤差や周波数スプリアスが少なく、測定精度を効果的に確保できます。

多彩なトリガタイプ

SDS3000X HDシリーズオシロスコープは、エッジ、インターバル、ビデオ、シリアルバス、エリアトリガなど、さまざまなトリガタイプを備えています。その中でもエリアトリガは、従来のトリガとは異なり、パラメータ特性が明確でないエピソード信号に適用でき、マウスやタッチだけでエリアを作成・定義することで信号の取り込みが完了します。
バストリガは、I2C、SPI、CAN、CAN FD、FlexRay、I2S、MIL-STD-1553B、SENT、その他のバスをサポートしており、組み込み、車載、コンピュータ、その他のシリアルバスのテストソリューションを提供します。

電源解析：電源パラメータを素早く取得

SDS3000X HDは、オプションで電源解析機能を搭載することができ、シグレントの電圧プローブ（DPB5000シリーズなど）や電流プローブ（CP6000シリーズなど）と組み合わせて、電源品質、高調波電流、突入電流、過渡応答など、電源の12パラメータを迅速かつ正確に解析することができます。
例えば、スイッチング損失を最小限に抑えて電源の効率を向上させたり、あらゆる作業条件下で電源装置の過渡現象が安全作業領域を超える確率をカウントして装置の作業安定性を評価したりすることができます。

50MHz波形発生器

SDS3000X HDは、USBインターフェースを介して波形発生器SAG1021Iに直接接続することができます。125MSa/sのサンプリングレートと14ビットの分解能を持つSAG1021Iは、正弦波、方形波、三角波、パルス波、ノイズ波、DC波、および45種類の内蔵任意波形を含む、最大50MHzの定義済み波形出力を提供します。
また、EasyWaveホスト・コンピュータ・ソフトウェアを使用して任意波形を編集することもできます。SAG1021Iはプラグアンドプレイが可能なため、さまざまな科学実験や産業用制御アプリケーションの試験を迅速かつ容易にセットアップできます。

紹介動画

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