次世代シリアルデータ解析 プラットフォーム

デジタル・オシロスコープ｜テレダイン・レクロイ（WaveMaster 8500HD）の特徴

特性評価

デバイスの性能を理解するには、信号忠実度と解析能力の最高の組み合わせが必要となります。
WaveMaster 8000HDの最大65GHz帯域幅での12ビット分解能は、高速信号のための純粋な信号品質を意味します。
SDA ExpertによるPAMおよびNRZ信号のアイ、ジッタ、ノイズ測定は、高性能PCシステムと相まって、複雑な解析を簡単かつ迅速に行うことができます。

オートメーション

WaveMaster 8000HDは、ワークフローを改善し、セットアップのミスを最小限に抑えるためのパワフルでフレキシブルなテスト自動化ツールと機能を提供します。
QualiPHY®自動試験オプションは、再現性を向上させ、試験時間を短縮し、より効率的に大量の試験を実行できます。
クラス最高のPCプラットフォームは、複雑な解析処理タスクをより速く完了させ、結果として試験のスループットを向上させます。

規格適合試験

今日の技術規格は、特性評価とコンプライアンステストに厳しい要件を課しています。
WaveMaster 8000HDは、PCIe®、USB、DDRなどのQualiPHYテスト自動化オプションにより、これらのワークフローを簡素化します。
SDA Expertのアイダイアグラム、ジッタ、ノイズ解析とテクノロジ固有の測定ツールは、コンプライアンス・パッケージを補完し、より深い洞察をもたらします。
テストセットアップに問題がありトラブルシュートが必要な場合、WaveMaster 8000HDのユニークなデバッグツール群を使用することで、素早く測定に戻ることができます。

評価

コンプライアンスを超えるとは、あらゆる条件下でデバイスが意図したとおりに動作することを保証することです。
WaveMaster 8000HDの全4チャンネル使用時8Gポイントのメモリは、他のオシロスコープに比べ最大で、断続的あるいは一度きりの事象を捕捉することができます。
最大30 GHzの帯域幅を持つ差動プローブは、被試験システムのあらゆる場所の信号を可視化します。
独自のミックスド・シグナル入力は、貴重なアナログ入力数の低減なく、サイドバンド信号をキャプチャし、トリガします。

プロアナ連携

開発サイクルの中で最も難しい問題のひとつは、規格に準拠した２つのデバイスが正しく相互運用できない場合です。
WaveMaster 8000HDは、この特別なデバッグ・シナリオにあわせて設計されました。
CrossSync PHYソフトウェアによるテレダイン・レクロイ製プロトコルアナライザとの統合は、プロトコルスタック全体を一度に表示し、
いっぽう、互換性のあるインタポーザとテストクーポンフィクスチャは、複雑なシステムでの信号アクセスを簡素化します。
WaveMaster 8000HDの柔軟な入力により、高速ライン、パワーレール、デジタルサイドバンドなど、あらゆる重要なデバイス信号をキャプチャすることができます。

デバッグ

高速インタフェースのデバッグには、高速特性評価用と組み込みデバッグ用の2台のオシロスコープが必要でした。
WaveMaster 8000HDは、妥協することなくすべてをこなします。
全ての重要なデバイス信号をキャプチャする柔軟な入力－高速アナログ信号やデジタル信号と平行して、パッシブプローブや電流プローブを使用することも可能です。
さらに、WaveMaster 8000HDの業界をリードする8 Gpts捕捉メモリ・オプションは、全帯域幅で最大100 msの捕捉時間を可能にします。