製品情報
型式:Xevo TQ Absolute
超小型で環境にやさしく超高感度分析を実現
従来のフラッグシップモデルであるXevo TQ-XSと比較して、陰イオン性化合物(極性農薬AMPA)の感度が15倍向上しました。
従来のフラッグシップモデルであるXevo TQ-XSと比較して、電気とガスの消費量が約50%低減し、発熱が約50%低減し環境にやさしく、ランニングコストも削減できます。
waters_connectソフトウェアを使用する事により、データのレビューにかかる時間をMassLynxソフトウェアと比較して50%短縮できます。
キャピラリーを含むプローブの交換も工具無しで可能です。
プローブの操作は誰が行っても同じ結果が得られるため再現性の高いデータを取得出来ます。
Watersは様々なイオン源がありますが標準ではESCiイオン源を搭載しています。1回の分析でESI、APCIのポジティブ、ネガティブ測定が可能です。
イオン化したサンプルはZスプレイで2回曲げられ真空化に送られます。2回曲げる事により不要な物質を高真空下に送らない設計になっています。
また、アイソレーションバルブにより汚れが溜まるサンプルコーンを真空解除せずに取り外しが出来るので洗浄が容易に行えます。
新設計プレート電極により、ゆるやかな電位勾配が化合物をスムーズに透過することで、イオンを収束して四重極に運ぶ事が可能になりました。これにより従来品のSTEPWAVEと比較して感度と再現性が向上しました。
四重極に入ってきたイオンはコリジョンセルで衝突解離します。コリジョンセル内のT-WAVE技術により、高速かつ正確にイオンは輸送されます。T-WAVEで輸送されたプロダクトイオンは二つ目の四重極を通過しフォトマルチプライヤーで検出されます。
他のXevoシリーズとは異なるフォトマルチプライヤー検出器を採用しており、時間経過に伴うゲインの調整が不要です。また、フォトマルチプライヤーは他社で採用しているエレクトロマルチプライヤーと異なり交換の必要が無いためランニングコストを抑える事が可能です。
食品
食品中の残留物および残留農薬、動物医薬、天然毒素、残留性有機汚染物質
製薬
遺伝毒性、医薬品不純物分析(ニトロソアミン)・高感度、低分子バイオアナリシス、オリゴヌクレオチド
法医学
高感度法医毒物学アプリケーション・髪中のカルボキシTHC・微量薬物定量
バイオアナリシス
遺伝毒性、医薬品不純物分析・高感度、低分子バイオアナリシス、オリゴヌクレオチド、ペプチドバイオ医薬品およびバイオマーカーのバイオアナリシス・ペプチド&タンパク質のバイオ医薬品およびバイオマーカーの定量法開発-ルーチンバイオアナリシス
バイオメディカル
代謝物、脂質、タンパク質、バイオメディカル研究