製品情報
実験ニーズにマッチしたクリーン環境です
ワークエリアを弱陰圧に保ち、排気口にもHEPAフィルターを装備しています。汚染空気の直接流出を防ぎ、排気も清浄化するため、作業者や実験室の空気にほとんど影響を与えません。バイオハザード対策が不要な実験でも、操作する人や周囲環境への影響を重視した設計です。
※(ご注意)バイオクリーンベンチ(強制循環排気式)は、バイオハザード対策用キャビネットではありません。
蛍光灯はシャッターの外に配置して、ワークエリア内のラミナーフローの乱流や温度上昇などの弊害を防いでいます。
設置後のHEPAフィルター性能試験に便利なPAOノズルを標準装備しています。
ワークエリアの吸込部は、手前だけでなく、作業台の左右や奥部からも分散して吸い込む方式を採用しました。クロスコンタミネーションの防止に役立つ気流方式です。
ワークエリアの開口部には、エアーカーテンを装備しています。汚染空気を包み込んで吸込口へ導き、操作側への直接流出を防ぎます。
ワークエリアのほぼ全面をカバーする専用HEPAフィルター、アウタータイプの蛍光灯の採用で、ワイドな有効作業区域と気流の乱れが少ないラミナーフローを可能にしました。
種火用のガス回路が不要な電子着火式ガスバーナーを採用しました。種火を灯す必要がないためワークエリアの温度上昇を防ぎ、しかもサイズは直径115mmの円型小型タイプです。
上部の機械部・ワークエリア部・脚部の3分割が可能な構造です。また、入口最小開口部780mm(蛍光灯カバーを外すと764mmまで可能)の間口への搬入にも対応できる構造です。