製品情報
商品コード:221134
型式:BT300
振とう幅の可変が可能、使いやすさ向上
操作性と、安全機構を充実。振とう機構を内槽と一体化するなど、使い勝手の良い構造を取り入れた振とう式恒温水槽です。
振とう幅は10〜40mmで可変できます。デジタル設定・表示により振とう数は、20〜160回/分の無段階変速です。
温度設定はアップ・ダウンキーによるデジタル設定で、高精度な温度制御に加え、槽内はポンプによる撹拌機能により高い温度分布精度が得られます。
2重の過昇防止機能付きです。設定温度に連動して作動する自動過昇防止機能、および温度センサをはじめ各種回路が独立した過昇防止器を持っています。
商品コード | 221134 |
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型式 | BT300 |
方式 | 往復水平振とう、ポンプによる撹拌 |
性能 温度制御範囲 | 室温+5~80℃(水槽上ぶた装着時) |
性能 温度調節精度 | ±0.02~±0.08℃ |
性能 温度分布精度 | ±0.1℃ |
性能 最高温度到達時間 | 約120分 |
性能 振とう数 | 20~160回/分 可変ツマミ、デジタル表示器付 |
性能 振とう幅 | 10~40mm可変式 |
構成 内槽 | ステンレス鋼板 |
構成 温度調節器 | P.I.D.制御(定値式) |
構成 センサ | ダブルセンサ:白金測温抵抗体 Pt100Ω(温度調節器)+K熱電対(過昇防止器) |
構成 温度設定・表示方式 | デジタル設定・デジタル表示 |
構成 過昇防止器 | マイクロコンピュータによるON/OFF制御 |
構成 過昇防止器設定方式 | デジタル設定 |
構成 ヒータ | 銅パイプヒータ(ニッケルメッキ) 2.5kW |
構成 撹拌器 | マグネットポンプ 噴流撹拌 10W |
構成 振とう器 | ギアモータ 40W |
構成 振とう数設定・表示方式 | アナログ設定・デジタル表示 |
構成 タイマ | 1分~99時間59分 ~999時間50分 デジタル表示、クイックオートストップ、オートスタート |
安全装置 | 自己診断機能(ヒータ断線、センサ断線、SSR短絡、自動過昇防止機能)、過電流漏電ブレーカ、空焚防止、過昇防止器 |
規格 容器架数 試験管 | 径16.5mm 適用長さ150~200mm(JIS) 260本 |
規格 容器架数 フラスコ | 丸、三角100/300/500mL 24/10/6個 |
槽内容量 | 34L(満水時) |
付属品 振とうラック(幅×奥行×高さ) | 2台 290×220×170mm |
付属品 スプリングピッチ | 20mm(縦、横とも) |
内寸法(幅×奥行×高さ) | 532×350×250mm |
外寸法(幅×奥行×高さ) | 809×414×325mm |
電源容量 |
単相AC200V
14.5A
ブレーカ容量および電源設備容量 15A。電源プラグは付属しません。電源コードの長さは器外約2mです。 |
重さ | 48kg |
価格(税抜) | 480,000円 |
電源を入れEr.19が出ている状態で、下記の操作を行って下さい。
下記操作後は一旦電源を切り、電源を入れ直してEr.19が再発しない事を確認して下さい。
1.過昇防止器の設定が設定温度+10℃以下になっていれば、設定温度+10℃以上に変更してください。
それでもエラーが発生するようなら5℃ずつ設定値を上げて運用中にEr.19が発動しない設定値まで数値を上げて下さい。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
最初に「oH」が表示されますので、そのまま確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、△▽キーで過昇防止器の設定値を上記に従い変更し、確定キーを押して下さい。
※初期値は90℃に設定されております。
本機能は試料保護を目的とするものではなく、機器の異常による過熱防止を目的としております。
試料保護や爆発性物質、可燃性物質の使用における事故を保護する機能ではありませんので、通常は初期値のままご使用下さい。
2.キャリブレーションオフセット機能の温度設定が変更されていないかご確認下さい。変更されていれば、設定値を初期値0(ゼロ)に戻してください。
サブメニューキーを押しサブメニューのキャラクターを表示させます。
△▽キーで表示が切り替わりますので、「cAL」が表示されたら確定キーを押して下さい。
中段の数値が点滅しますので、「0」以外の数字なら△▽キーで「0」にして確定キーを押して下さい。
※初期値は0℃に設定されております。
本機能は校正されたセンサ及び温度記録計にて実測値を測定し、差分がある場合に補正を行う為の機能です。
通常は0℃のままご使用下さい。
上記二点で改善しなければ修理対応となります。
使用出来ません。
フロートスイッチによる水位検知機能がありますので、水を入れませんと空焚き検知のエラー20が発生して装置の運転を止めてしまいます。
冷却機構を有しておりませんので、冷媒は充填されておりません。
キャリブレーションオフセット機能に誤入力している可能性があります。
取扱説明書の『キャリブレーションオフセット機能』のページを参照し、補正値が入力されていたら『0(ゼロ)』に設定変更してください。
止まりません。
振とうの運転・停止や振とう数設定は温度コントロールから独立した操作パネルで行いますので、振とうスイッチをOFF(〇)の位置にして手動で止めてください。
振とうラックを取り付けた状態で水槽上部より約60mm下となります。
適正水量は振とうラックに取り付ける容器の容量などにより異なりますので、ラックを取り付けた状態でこの水位となるよう調整してください。
純度の高いイオン交換水はハングリーウォーターとも呼ばれ金属イオンを吸着してしまう為、水槽やパイプヒータのシースが腐食してしまいます。
軟水化した水、RO水や蒸留水などであればご使用頂いても問題はありません。