製品情報
商品コード:536698
型式:SPS5051X
1チャンネル プログラマブル・スイッチング直流電源SPS5000Xシリーズ
SPS5000Xシリーズは、定電力機能を備えたプログラマブル・スイッチング方式DC電源です。シングルチャンネルおよびマルチチャンネル出力モデルをラインアップし、幅広い出力レンジに対応します。
本シリーズは全16モデルを展開し、最大160Vの出力電圧、最大1080Wの出力電力を実現しています。また、2台までの直列接続、3台までの並列接続に対応しており、最大0~320V、0~270A、合計最大3240Wまでシステムを拡張できます。
SPS5000Xシリーズは、高輝度2.4インチOLEDディスプレイと直感的なユーザーインターフェースを搭載し、容易な操作と高い視認性を提供します。高分解能の電圧・電流設定、立上り/立下り速度(スルーレート)の調整、リストシーケンス機能、LAN/USBインターフェース経由でのリモート制御、アナログ制御、過電圧保護(OVP)、過電流保護(OCP)、過電力保護(LPP)、過温度保護(OTP)など、豊富な機能を搭載しています。
これらの特長により、産業機器、教育機関、エネルギー・発電分野、研究開発設備、LED照明、車載電子機器など、幅広い用途に最適な電源ソリューションです。
定電力モードでは、出力電力を維持したまま電圧・電流レンジを自動的に切り替えます。これにより、低電流時には高電圧出力、高電圧時には高電流出力が可能となります。
一般的な電源の矩形出力特性と比較して、SPS5000Xシリーズはより広い電圧・電流動作領域を実現し、電源の活用範囲を大幅に向上させます。

SPS5000Xシリーズは、電圧および電流の立上り/立下りスルーレートを任意に設定できます。
被試験デバイス(DUT)の電圧・電流変化に対する応答特性評価に有効であり、特に容量性負荷の試験において突入電流によるデバイス損傷の防止に役立ちます。

CC優先モード
CC(定電流)優先モードでは、出力ON時に定電流制御を優先して動作します。これにより、電源投入時の突入電流やオーバーシュート電圧を効果的に抑制できます。

CV優先モード
CV(定電圧)優先モードでは、設定電圧まで高速に到達します。LED試験などの用途では、LEDのしきい電圧到達時に突入電流やオーバーシュート電圧が発生する場合があります。
用途に応じてCV優先/CC優先モードを選択できるため、さまざまな試験環境に柔軟に対応します。

SPS5000Xシリーズは、ソフトウェアによる内部抵抗値の設定に対応しています。
設定された内部抵抗は出力のプラス端子に直列接続された抵抗として機能し、鉛蓄電池やリチウムイオン電池などの内部抵抗特性を模擬できます。
バッテリーシミュレーションや各種負荷試験に最適です。

SPS5000Xシリーズは、出力端子に並列接続された放電回路を内蔵しています。
出力OFF時や負荷切り離し時に、出力フィルタコンデンサに蓄積されたエネルギーを安全に放電し、端子部に危険な残留電圧が長時間残ることを防ぎます。
また、この放電回路は電圧の立下りスルーレート調整にも利用可能で、ユーザーがメニューから機能を有効化できます。

リスト機能では、各ステップごとの設定値、動作時間、スルーレートを設定することで、複雑な出力シーケンスを容易に作成できます。
最大50ステップのシーケンス編集
USBメモリ経由でシーケンスファイルのインポート対応
最小時間分解能:1ms
最小動作時間:1秒
複雑な自動試験や繰り返し試験に最適です。

背面のアナログ制御端子により、以下の4種類の制御モードを実現します。
電圧制御電圧(VCV)
電圧制御電流(VCC)
抵抗制御電圧(RCV)
抵抗制御電流(RCC)
外部電圧制御モードでは、0~10Vのアナログ入力により、電源出力を0~フルスケール範囲で制御できます。
(10V入力時に定格最大電圧または最大電流に対応)

電圧および電流モニタ出力端子は、0~10Vのアナログ信号を出力します。
出力電圧または出力電流の0~フルスケール範囲を比例変換して出力するため、SIGLENTのデジタルマルチメータやオシロスコープと接続することで、出力状態をリアルタイムで監視できます。

シングルチャンネルモデルは、最大2台の直列接続/最大3台の並列接続に対応しています。
これにより総出力電圧、総出力電流、総出力電力を柔軟に拡張でき、高電力アプリケーションにも対応可能です。
※出力端子はフローティング構造であり、通常はシャーシグランドから絶縁されています。必要に応じてマイナス端子をシャーシグランドへ接続することも可能です。

3チャンネルモデルの組み合わせ機能
3チャンネルモデルでは以下の構成に対応します。

CH1+CH2 直列接続
CH1+CH2 並列接続
CH1+CH2+CH3 並列接続
出力電圧または出力電流を増強する柔軟なシステム構成が可能です。

出力ON/OFF遅延機能により、複数の電源の起動・停止タイミングを精密に制御できます。
アナログ入力による制御/USB経由のプログラム制御/Ethernet経由のプログラム制御に対応しています。

また、2チャンネルモデルおよび3チャンネルモデルでは、本体内部で各チャンネルの電源投入・遮断シーケンス設定が可能です。

SPS5000Xシリーズは以下の保護機能を搭載しています。
OCP(過電流保護)
OVP(過電圧保護)
OTP(過温度保護)
LPP(出力電力制限制御)
保護動作発生時には出力を停止し、保護モードへ移行します。
解除する場合はEscキーを2秒以上長押ししてください。
LPP動作時は出力停止せず電力制限モードへ移行し、出力電力を定格電力の約105%以下に制限します。
ユーザーは動作設定を複数保存し、必要に応じて即座に呼び出すことができます。
本体内蔵不揮発性メモリ、USBメモリによる外部保存の両方に対応し、効率的な試験環境構築をサポートします。
| 商品コード | 536698 |
|---|---|
| 型式 | SPS5051X |
| 電源容量 | 100V 2.5A |
| 最大単一出力電流 | 10A |
| 最大単一出力電圧 | 50 V |
| 最大出力電力 | 180 W |
| チャネル数 | 1 |
| ディスプレイ | 2.4インチディスプレイ |
| 分解能 | 1 mV/1 mA |
| 設定精度 | 電圧:0.1%±10 mV /電流:0.1%±10 mA |
| リードバック精度 | 電圧:0.1%±20 mV /電流:0.1%±20 mA |
| 外寸法(幅×奥行×高さ) | 71×418×124mm |
| 重さ | 3.3kg |
| 価格(税抜) | 200,000円 |