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製品情報

製品詳細

示差熱熱重量同時測定装置

NEXTA STA200

型式:NEXTA STA200

示差熱熱重量同時測定装置(NEXTA STA200)

Simultaneous Thermogravimetric Analyzer

  • 示差熱熱重量同時測定装置(NEXTA STA200)

製品概要

最先端の技術を、幅広い分野・部門への活用へ。
高精度・高感度ち優れた操作性を両立したNEXTA STA

示差熱熱重量同時測定装置(NEXTA STA200)の特徴

示差熱熱重量同時測定装置(TG/DTA)の最新シリーズです。

高評価を頂いていたデジタル水平差動天秤方式に加えて、新しく取り入れた天秤制御技術で、ugオーダーでのベースライン安定性、再現性を実現しました。また、高い温度制御技術による様々な温度プログラムへの対応、DTAからDSCに進化し比熱容量測定まで対応、試料観察測定の対応、新規に設計したガス流路によって高いレベルのガス置換性を実現しています。
従来の測定用途に加えて、先端材料の成分定量や、複合材料の成分定量、微量水分量の定量といった分析に威力を発揮します。

1.世界トップレベルのベースライン安定性、再現性

従来好評を得ていたデジタル水平差動方式に加えて、NEXTAでは新しい天秤制御技術を取り入れました。従来は、温度プログラムの履歴や周辺環境要因でのベースラインドリフトが発生していましたが、新しい天秤制御技術では、温度プログラムに左右されないベースライン安定性を実現します。

2.高い温度制御技術により広がる測定用途

NEXTA STAで搭載している温度制御技術として、従来のアプリケーションである一定速度での昇温及び昇降温測定、CRTA(速度制御型加熱方式)に加え、新たに交流温度制御測定を搭載しました。
これまで以上にさまざまな用途の測定に対応します。

3.DTAからDSCに進化。DSCが実現する幅広い温度範囲での比熱容量測定

DTAからDSCに進化し、TGとDSCの同時測定を実現しました。また、温度変調DSC法を利用して、汎用DSCでは測定が出来ない幅広い温度範囲での比熱容量測定を実現しました。

4.Real View® 試料観察オプション

好評を頂いているReal Viewオプションがさらに進化しました。
測定中の試料を観察するだけなく、デジタルズーム、画像解析、測長機能、さらに色彩解析といった各種の解析機能を搭載し、様々なアプリケーションに対応できるようになりました。



*”Real View”は株式会社 日立ハイテクサイエンスの日本及びその他の国における登録商標です。

主な仕様

仕様


型式 NEXTA STA200
測定項目 示差熱熱重量同時測定装置
天秤方式 デジタル水平差動型
温度範囲 室温~1100℃
TGベースライン(*1) <10 ug
TGベースライン安定性(*2) <10 ug
DSC機能 標準搭載
比熱容量測定 可能(オプション)
温度精度 +/-0.07℃
温度確度 +/-0.2℃
Real Viewオプション 非対応
ガスコントロール MFC標準搭載
電源容量 AC100V 15A
外寸法(幅×奥行×高さ) 540×570×552mm
重さ 43kg
価格(税抜) 6,300,000円~

備考
(*1)1000°Cまで20°C/minで昇温時の最大ドリフト量
(*2)1000°Cで60min保持した際のドリフト量