■カールフィッシャー法はKF試薬の供給方法によって、電量法と容量法に分けられます。
電量法 |
容量法 |
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型式 |
AQ / MOICO シリーズ |
AQV / MOIVO シリーズ |
原理 |
電気分解によりKF試薬のヨウ素を発生させ、電気量から水分量を求める |
滴加したKF試薬の体積から水分量を求める |
測定範囲 |
5μgH2O~300mgH2O |
0.1mgH2O~500mgH2O |
特徴 |
・力価標定が不要 |
・滴定溶媒の種類が豊富 |
※力価標定
カールフィッシャー試薬が水と反応する能力は、僅かな吸湿でも経時的に変化するので、予め純水や水標準品を用いて測定し計算しておく必要があります。
これを力価標定といい、力価はKF試薬1mL当たりの水分mg数で表します。