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ヤマト科学仕入先メーカー

メーカー辞典【株式会社ケツト科学研究所】

企業データ

ケツト科学研究所は、水分計、近赤外成分分析計、穀粒判別器、膜厚計といった測定器を提供しています。弊社の測定器は、品質の維持や管理のために、安全性や経済効率の向上のために、さらには公正な取引きを行うためなど、正確さが要求されるあらゆる場で、欠くことのできない重要な機器として、お客様のそばで確かな仕事をしています。また、弊社の多くの製品が日本の基準測定器に採用され、さまざまな分野でお役に立っています。

注力分野

赤外線水分計FDシリーズ、近赤外分析計KBシリーズが注力製品です。
赤外線水分計シリーズは、基本性能を押さえたFD-660、スタンダードクラスのFD-720、ハイスペック高機能なFD-800と3モデルを用意しています。
特にFD-800は、放射温度計を搭載しており、サンプルへの加熱効率の把握が可能になり、「焦げ付かない」、「測定時間の短縮」を実現しています。
近赤外分析計KBシリーズは、インラインモデルのKB-30、卓上モデルのKB-230を用意しています。
インラインモデルのKB-30は、インラインモデルとしては小さいサイズで268(W)306(H)140(D)7kgとコンパクトです。また防塵仕様で設置場所の制約を受けにくい構造となっています。
卓上モデルのKB-230は、下から近赤外光を当てる構造を採用しています。上から光を当てるモデルと比べて、測定対象の表面を平らにならす必要がないため、測定作業が楽になり、また測定の正確性にバラつきが出にくくなっています。さらにビニル袋に測定対象物を入れたままでも測定が可能な場合もあり、多種多様な測定対象にお使いいただけることと思います。

技術動向

商品の良し悪しや重さでの取り引きなどに深く関わる水分量。 わずかな誤差が大きな影響をもたらします。ですから、検査・検定を始め、製品の質の保持や調整、そして偏りのない正当なやりとりを実現するため、水分量を正しく把握することが極めて大切になってきます。 そこで、水分計のパイオニアであるケツトは、測定対象や用途・目的にあわせた多彩な器種をとり揃え。ものの適正な状態の維持や基準の順守等を円滑に行なうお手伝いを積極的にしています。
物質に近赤外線を当てると、その物質ごとに特定の波長を吸収する。この特性を応用して開発されたのが、近赤外応用機器です。近赤外線を用いた食品成分の分析技術は、米国農務省の研究所が技術の向上を積極的に推進しています。ケツトは、この先進の技術に、いち早く注目しこれを受けて食品分野では穀物の栄養成分や化学成分などを分析するさまざまな機器を意欲的に生み出しています。これらの製品は、いずれも取り扱いがカンタンで、しかも正確な測定が行えるため、多くの皆様からご好評をいただいております。現場用から研究室用まで。ケツトでは、幅広い器種をとり揃えております。