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この度『ELESTA® PixeeMo™』が飲料水中の菌の総数を1時間以内に正確に測定できる装置としてAOAC（*1）の「AOAC Performance Tested Method℠ 012002」に収載されました。この分野において装置での取得は世界初となります。

『ELESTA® PixeeMo™』は、蛍光染色やATPを利用しない唯一の非培養微生物検査装置です。製品残渣由来のATPや自家蛍光物質、死菌などの影響を受けずに低濃度の微生物をラベルフリーで高感度に検出することが可能です。
検出時間は最短で5分、10²cells/gの微生物濃度であれば、わずか20分前後で検出できます。

従来の培養法に代わり、独自技術「AMATAR™」は、電気特性解析およびマイクロ流体制御に画像解析技術を組み合わせ、好気性細菌を計数するコンパクトな機器です。この技術によりサンプル中の夾雑物から、好気性細菌のみを選別することができます。

『ELESTA® PixeeMo™』は製品出荷までのリードタイムを縮小し、在庫保管場所も大幅に削減できます。また、培養時間、培地の種類を問わず、生菌数を定量的に検出する為、HACCP対策としても有効的な装置です。

*1：AOACとは
AOACとは、1884年に米国で設立され、AOAC Internationalと呼ばれる団体です。
AOACでは主に食品の安全性、公衆衛生に関する分析・バリデーションの方法を非常に厳しく検証しており、AOACで有効と検証された分析法は、各国の公定法に採用されています。

微生物汚染リスクモニタリングシステム
ELESTA® PixeeMo™(エレスタ ピクシーモ)