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新着情報

2019年10月10日

PiCOEXPLORER 濁度測定機能のご紹介


吸光度計「PiCOEXPLORER ピコエクスプローラー」

測定場所を選ばず使用できる手のひらサイズの吸光度計です。測定時間はわずか1秒!
スマートフォンやタブレットで操作し、測定結果、検量線も保存可能です。
PCRチューブを使用して測定するので、最小容量30µLとサンプル量も削減できます。
菌培養液の濁度測定、タンパク質の呈色定量、水質試験など、アプリケーションも充実!

>>商品の詳細はこちら


 

NEW!
PiCOEXPLORERに濁度測定モードが追加されました
菌の濁度測定に最適!

◆菌濁度測定は、3ステップで簡単測定!

濁度測定モードを選択
  1. ①CalibrationでLED出力を自動調整
  2. ②ブランク測定
  3. ③サンプル測定
「③測定」を押して結果を得るまでわずか1秒!
繰り返し測定もあっという間です。
測定データはCSVファイルへ出力可能です。

 

■アプリケーション1)大腸菌の濁度測定

・ 測定は、1秒で完了します。
・ 小型なので、培養室内やクリーンベンチ内での濁度測定が可能です。
・ 角形セルよりも光路長が短いPCRチューブを使用するため、高濃度の菌液も希釈無しで測定ができます。
・ サンプル使用量は、最小30µLで測定可能です。
 

PiCOEXPLORERの菌濁度測定技術

PiCOEXPLORERの菌濁度測定は、透過光測定方式を採用しています。
PiCOEXPLORERでは、光学系にSOT(Silicon Optical Technology)を採用しているため、散乱光などのノイズを除去し、直進光だけを取り出すことができるため、高精度な測定を実現しています。

菌濁度 使用波長
波長域:575~660nm
最大感度波長:615nm

SOTによる濁度測定イメージ

 

 

※分光光度計との差異について
一般的な分光光度計では、600nmの波長の光を角セル内の試料に照射して濁度測定を行いますが、PiCOEXPLORERでは白色光をPCRチューブ内の試料に照射して、カラーセンサRed(最大感度波長615nm、波長域575‐660nm)によって濁度測定を行います。PCRチューブを使用するため、分光光度計の角型セルより光路長が短く、濁度が分光光度計より小さくなります。

分光光度計との相関を得たい場合は、この差を埋めるための補正係数を設定できますので、分光光度計で測定した濁度に近い結果を得ることもできます。

本件に関するお問い合わせ先

分析機器営業部
TEL:03-5548-7120