2017年05月11日
新製品 過熱水蒸気式 RI実験動物乾燥減量装置 AG530のお知らせ
2017年夏、販売予定
弊社が開発した次世代の実験動物乾燥減量装置です。公益社団法人日本アイソトープ協会のRI廃棄物の廃棄委託規約に準じた動物乾燥処理が行えます。

■ 特徴
- 低価格、低ランニングコスト
お求め安い価格設定になっています。従来の方法に比べ処理時間が短いので低ランニングコストを実現できました。
- 臭気対策
2段階の乾燥レシピで臭気低減をしています。脱臭装置などの追加は不要です。第一工程(108℃)で臭気の原因物質である皮下脂肪等をドリップします。脂肪をドリップされた廃棄動物は、臭気の原因物質が少ない為、第二工程(130℃)の乾燥でも大量の異臭を放つことはありません。さらに、装置の排気口をお手持ちの排気設備に接続すると臭気が室内に拡散することはありません。処理後、ドア開放をしても室内は排気設備により嫌な臭気はなく作業者は快適です。
- 短い乾燥処理時間
本装置の過熱水蒸気式乾燥は、従来処理よりも低い温度で、約1/8の短い乾燥処理時間となります。処理時間の短縮で終夜運転の必要も無くなり、深夜の故障や火災のリスク低減に貢献します。さらに回転ドラム機構採用により廃棄動物はムラなく迅速に乾燥できます。
乾燥処理した廃棄動物胴部は30%以下で日本アイソトープ協会推奨値をクリアし、長期保存しても腐敗しないレベルです。臭気もほとんど気になりません。
- 高いユーザビリティ
廃棄動物や糞尿も市販の滅菌バッグに入れ処理するため、作業者や装置の汚染を避けられます。7インチフルカラー液晶に108℃・130℃の処理時間のみの簡単な入力設定です。
- 高いメンテナンス性
本装置は内部の水洗いが可能なシャワーを標準装備しています。従来の遠赤外式やマイクロ波式に比べ乾燥温度が低いので、焼き付きが少なく清掃も簡単です。
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