Q&A
【お客様の声:マグミキサ MFH800(マグネチックスターラー)】東京大学 様
更新日:2025年03月21日
マグミキサMFH800(マグネチックスターラー)をご使用いただいております、東京大学 大学院総合文化研究科 阿部司 助教にお話を伺いました。
研究内容を教えてください。
超分子化学の研究をしています。主に金属錯体を使って有機分子と金属イオンが自己集合して大きい分子を構成していきますが、その過程や、どのような原理で出来ているかという事を解明する研究をしています。
どのようなシーンでマグミキサMFH800をご使用されますか?
学生が必須で受ける科目で加熱と攪拌を同時に必要とする有機実験などで使用する予定です。溶媒の沸点にもよりますが、60℃~100℃の間で加熱しながら攪拌して使用します。
ヤマト科学のマグミキサMFH800を選定された理由を教えてください。
この装置を使用するのは1年生の実験にまだ不慣れな学生が対象になりますので、デザインがシンプルで分かりやすく、操作がしやすいことと、シリコンカバーが付いていて外的な試薬や溶媒に対して耐薬品性が強いという事もあり選定しました。
実際にご使用されて良かった場面・経験はございますか。
目標温度までの到達時間が早いです。学生実験の中では限られた時間の中で実験を行っていかなければならない為、時間の節約は非常に有効です。
もう1点は脱調から自動的に復帰してくれる脱調モードは学生にとっても非常にありがたい機能だと思います。これまで脱調については学生から質問も多かったのですが、負担や不安も軽減できるのではないかと考えています。
【東京大学 大学院 総合文化研究科 平岡研究室】
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